矢筈岳（やはずだけ）は、熊本県水俣市と鹿児島県出水市とにまたがる標高687.0mの山である。
| 矢筈岳 | |
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| 矢筈岳の展望所からは、水俣市出水市天草の島々の景色が見られる | |
| 標高 | 687.0 m |
| 所在地 | 日本 熊本県水俣市・ 鹿児島県出水市 |
| 位置 | 北緯32度07分22秒 東経130度24分02秒 / 北緯32.12278度 東経130.40056度座標: 北緯32度07分22秒 東経130度24分02秒 / 北緯32.12278度 東経130.40056度 |
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| プロジェクト 山 | |
山頂には矢越神社が鎮座しており、山麓の加紫久利神社によって管理されている。この矢越神社の例祭と加紫久利神社の春祭とが同じ３月４日であることから両社の間には何らかの関係があったとも考えられるが、現在しかとした伝承は伝わっていないものの、この矢筈岳の山麓に鎮座する加紫久利神社は『式内社調査報告』によると、大宝2年（702年）薩摩建国と同時に肥後国境にそびえる加紫久利山の山麓に宇佐の３女神を移祭したものであるとされており[1]、また加紫久利山を神体とする山岳信仰から始まった神社であったとも考えられていることから、この加紫久利山は、矢筈岳の古い[いつ?]'呼び名であるといわれている。
概要
- 所在地：熊本県水俣市袋・鹿児島県出水市上鯖淵
- 峠名：矢筈峠
- 道路：熊本県道・鹿児島県道117号水俣出水線
- 登山道：あり
- 林道：あり
- 標高：687.0m
脚注
- ^ 『角川日本地名大辞典46鹿児島県』
参考文献
- 『角川日本地名大辞典46鹿児島県』、角川書店、昭和58年