『真白の恋』(ましろのこい)は、日本の映画作品。富山県出身の新人監督・坂本欣弘が2014年春より制作を開始し、出身地である富山県で「日本のヴェニス」と呼ばれる射水市の新湊内川を中心にオール富山県ロケで撮影を行い、3年をかけて2017年2月11日に撮影地の富山県で先行公開。同年2月25日アップリンク渋谷より順次全国公開。キャッチコピーは「恋をした真白は、"普通"の女の子でした。」[1][2][3][4][5]
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
渋谷真白は、生まれてからこれまで、家族と共に富山県射水市の新湊内川地区で暮らしている。
見た目にはそれとわからないが、真白には、ごく軽度の知的障がいがある。
日常生活に支障はなく、現在は父の営む自転車店の店番をしたり、飼い犬の世話をしたりと、元気に暮らしている。
ある日、兄の結婚式で神社を訪れた真白は、東京からやって来たフリーカメラマン油井景一と出会い、彼に恋心を抱く。[1][2]
登場人物
- 渋谷 真白
- 演 - 佐藤みゆき
- 富山県射水市の新湊内川地区に両親と同居している女の子。ごく軽度の知的障がいがある。
- 渋谷 雪菜
- 演 - 岩井堂聖子
- 真白のいとこ。真白の隣の家に住んでいて、近くのヘアーサロンで働いている。
- 油井 景一
- 演 - (福地祐介)
- 東京から仕事で富山にやって来たカメラマン。
- 渋谷 夏江
- 演 - (山口詩史)
- 真白の母。
- 渋谷 連
- 演 - (杉浦文紀)
- 真白の兄。漁師をしている。
- 渋谷 美咲
- 演 - 及川奈央
- 真白の兄の結婚相手。
- (クガヤマ巡査)
- 演 - 村上剛基
- (アミヤ写真館の店主)
- 演 - (深川格)
- 新井 みずき
- 演 - 内田もも香
- 富山県観光課の職員。
- 渋谷 晴臣
- 演 - 長谷川初範
- 真白の父。しぶやサイクルの店主。
スタッフ
備考
映画祭出品
- 第二回新人監督映画祭(2015)コンペティション・長編部門
- TAMA CINEMA FORUM(2015) ある視点部門
- なら国際映画祭2016〜インターナショナルコンペティション〜観客賞
- 福井映画祭11th(2017)長編部門・観客賞(グランプリ)
- あきた十文字映画祭(2017) 第26回上映作品
受賞歴
脚注
- ^ a b c d e 公式HP
- ^ a b Moviewalker
- ^ a b [映画『真白の恋』ロケ地マップ]
- ^ a b 『真白の恋』公開記念特番
- ^ “新人・坂本欣弘監督、3年かけたデビュー作「真白の恋」公開に万感「ようやくここまで来られた」”. 映画.com. (2017年2月25日) 2018年4月13日閲覧。
- ^ CINEMA Life!『真白の恋』佐藤みゆき 単独インタビュー
- ^ “第4回なら国際映画祭、コンペ最高賞はイラン映画 ホスピタリティに国内外ゲストが感激”. 映画.com. (2016年9月22日) 2018年4月13日閲覧。
- ^ “福井映画祭11TH受賞結果を発表いたします!”. 公式サイト (2017年2月13日). 2018年4月13日閲覧。
- ^ “第32回高崎映画祭最優秀作品賞は阪本順治監督「エルネスト」に決定”. 映画.com. (2017年12月21日) 2018年4月13日閲覧。
関連項目
- 文部科学省選定(平成28年12月)
- ニワトリはハダシだ
外部リンク
- 映画「真白の恋」オフィシャルサイト
- 真白の恋 (1684182575163047) - Facebook
- 映画「真白の恋」 (@mashirono_koi) - Twitter
- 真白の恋 - allcinema
- 真白の恋 - KINENOTE