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真壁駅(まかべえき)は、茨城県真壁郡真壁町古城(現・桜川市)にあった、筑波鉄道筑波線の駅(廃駅)である。筑波線廃止に伴い1987年(昭和62年)に廃止された。この項目では、鉄道駅廃止後2011年(平成23年)3月まで存在した「真壁駅」バス停留所についても記載する。
歴史
- 1918年(大正7年)6月7日:筑波鉄道(初代)の駅として開業[2]。
- 1919年(大正8年)6月30日(届出):撤廃した岩瀬駅の機関庫を移転する形で、当駅に機関庫を設置[1]。
- 1945年(昭和20年)3月20日:筑波鉄道が常総鉄道と合併し、常総筑波鉄道となる[2]。
- 1965年(昭和40年)6月1日:常総筑波鉄道が鹿島参宮鉄道と合併し、関東鉄道となる[2]。
- 1979年(昭和54年)4月1日:関東鉄道が筑波鉄道(2代)に筑波線を譲渡[2]。
- 1981年(昭和56年)8月12日:貨物営業を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:鉄道駅廃止[2]。
- 2011年(平成23年)3月31日:真壁駅バス停廃止。
駅構造
利用状況
1978年(昭和53年)の乗降客数は1日平均1,064人で、土浦・東京への買い物客や、茨城県立真壁高等学校への通学客が多かった。
駅周辺
- 真壁町役場(現・桜川市真壁庁舎)
- 真壁郵便局
- 真壁町民体育館
- 茨城県立真壁高等学校
- 真壁城跡
バス路線
「真壁駅」の名は鉄道廃止後もバス停留所名として残っていた。「真壁」駅ではなく「真壁駅」停留所である。
岩瀬・真壁急行バスがつくばセンター方面や岩瀬駅方面へ、一般路線バスが筑波山口、土浦駅、岩瀬駅、下館駅、下妻駅方面へ発着していたが、2008年(平成20年)4月1日より数本の土浦駅方面のみとなり鉄道廃線以来初めてJR水戸線方面への連絡がなくなり、他路線・他交通機関との結節を持たない盲腸線終点となった。バス案内所はない。
2011年(平成23年)3月限りで真壁駅と筑波山口を結ぶバスが全廃され、真壁駅を経由する路線バスは消滅。駅前広場は介護施設に転用されている。
2016年(平成26年)10月からの実証実験を経て、2017年(平成27年)10月より桜川市コミュニティバス「ヤマザクラGO」が運転を開始。上宿や真壁城跡(旧真壁駅近く)を発着するが、かつての真壁駅バス停へは乗り入れない。
過去の路線
現状
駅舎・待合室等は撤去されたものの、構内はつくば霞ヶ浦りんりんロード真壁休憩所として整備され、ホームには営業当時からあった桜の木々がそのまま保存されている。
隣の駅
脚注
関連項目
- 茨城県道505号桜川土浦潮来自転車道線
- 関鉄グリーンバス - 一時期急行バスを運行していた
座標: 北緯36度16分36.5秒 東経140度06分17.1秒 / 北緯36.276806度 東経140.104750度