白毫寺(びゃくごうじ)は、兵庫県丹波市市島町にある天台宗の寺院。山号は五大山。本尊は薬師瑠璃光如来。120mの藤棚の「九尺藤」は圧巻。
歴史
705年(慶雲2年)、法道の開山により創建されたと伝えられる。その後、兵火により焼失したが、天正年間(1573年-1592年)に中興された。江戸時代には江戸幕府から朱印状を与えられていた[1]。
看板
霊園
境台内
文化財
- 兵庫県指定文化財
- 石造宝篋印塔附台石
- 五種鈴
- 丹波市指定文化財
- 太鼓橋
- 紙本著色両界曼荼羅図
- 絹本著色五大明王図
- 鰐口
九尺藤
- 1980年にサクラ・ツツジと共に植えられたことから始まり、「九尺藤」と呼ばれている。4月中旬から5月中旬が見頃であり、開花時期に「九尺ふじまつり」が催され、夜にはライトアップされる。兵庫県観光局が選定する「私の好きな兵庫の風景100選」に選ばれている[1][2]。
九尺藤の様子
九尺藤の内部
観光客と九尺藤
所在地
- 兵庫県丹波市市島町白毫寺709
交通アクセス
(下記の出典[3])
参考文献
- 安藤宏 編『ひょうご 花めぐり』(第一冊発行)神戸新聞総合出版センター、2012年8月11日。ISBN (978-4-343-00633-2)。
脚注
外部リンク
- 白毫寺(公式サイト)
- 天台宗五大山白毫寺(Facebook)
- 白毫寺太鼓橋(丹波市 社会教育・文化財課)
- 白毫寺(丹波市観光協会)
- 白毫寺の九尺ふじ(丹波市観光協会)