疋田 聰(ひきた さとし、1946年 - )は、日本のマーケティング学者。専門は広告で、特にコトラーの研究で知られている。東洋大学経営学部名誉教授。東京都出身。
略歴
1970年に慶應義塾大学商学部卒業、1975年同大学院商学研究科博士課程単位取得。日本経済新聞社広告局勤務を経て、1981年から東洋大学経営学部の専任講師となる。1983年には助教授に就任、1990年から教授。 東洋大学経営学部学部長を経て2004年から2008年の3月まで東洋大学副学長も勤める。2016年定年退職。
著書
単著論文
- 「広告研究における基本問題」『経営論集』第19号、東洋大学経営学部、1982年3月31日、49-61頁、ISSN 02866439、2018年3月28日閲覧。
- 「日本企業の海外広告戦略における課題」『経営論集』第29号、東洋大学、1987年3月、127-143頁、ISSN 02866439、2018年3月28日閲覧。
- 「円満転職の心得」『知識』第74号、彩文社[編]、1988年2月、108-114頁、ISSN 0388-5941。
- 「マーケティングにおけるライフサイクル論(<特集>ライフサイクル)」『オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学』第33巻第10号、公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会、1988年10月1日、515-518頁、ISSN 0030-3674。
- 「広告表示の適正さ確保と行政の役割」『経営論集』第45号、1997年3月25日、57-68頁、2018年3月28日閲覧。
- 「流通広告の"ありがたみ"を忘れていませんか?」『日経広告手帖』第41巻第8号、1997年6月、8-9頁。
- 東洋大学経営研究所 [編]「広告と情報開示ポリシー」『経営研究所論集』第21号、1998年、131-144頁、ISSN 09133283。
共著論文
- 鷺谷克良、室井鉄衛ほか「連載 証言で綴る広告史-7-広告・市場調査の源流を探る<下>時事通信社とリーダーズ・ダイジェスト社の活動」『日経広告研究所報』第30巻第3号、1996年6月、72-78頁、ISSN 03894916。
- 草ケ谷陽司、高橋 一夫ほか「証言で綴る広告史<第9回>民放ラジオ開局前後<上>」『日経広告研究所報』第30巻第5号、日経広告研究所[編]、1996年10月、71-78頁、ISSN 03894916。
- 足立浩一、草ケ谷陽司、日経広告研究所 [編]「証言で綴る広告史<第10回>民放ラジオ開局前後<下>ラジオCMづくり」『日経広告研究所報』第30巻第6号、1996年12月、70-74頁、ISSN 03894916。
- 岡本 敏雄、中山 茂「証言で綴る広告史-第12回-広告浄化をめざして--昭和30年代初期まで--終戦直後に,新聞社が新たな広告掲載基準を作成」『日経広告研究所報』第31巻第2号、1997年5月、66-72頁。
- 宇野政雄、草ケ谷陽司、日経広告研究所[編]「証言で綴る広告史-第13回-わが国への「マーケティング」の導入(上)」『日経広告研究所報』第31巻第3号、1997年6月、78-84頁、ISSN 0389-4916。
- 塚田朋子『サービス・マーケティングの新展開』(同文舘出版)、1997年。ISBN (4495632019)。 NCID BN09202906。
- 小林保彦、日本広告主協会、亀井昭宏、和田充夫『新価値創造の広告コミュニケーション : 21世紀に向けての新たな広告の意味と戦略可能性を求めて』ダイヤモンド社、1997年。ISBN (4478550115)。 NCID BA29962434。
- 山本武利 [編]『現代広告学を学ぶ人のために』世界思想社、1998年。ISBN (4790707024)。 NCID BA35294364。
- 亀井昭宏、日経広告研究所[編]『新広告論』日本経済新聞社、2005年。ISBN (9784532640606)。 NCID BA71568598。
- 川越憲治『広告とCSR』生産性出版、2007年。ISBN (9784820118657)。 NCID BA84064509。
- 疋田聰[研究代表者]、東洋大学『コーポレート・コミュニケーションにおける情報開示とコンプライアンスに関する研究』2007年5月。 NCID BA86070262。[1]
共訳書
訳書
- 『マーケティングマネジメント―持続的成長の開発と戦略展開』(共訳、プレジデント社、1996年)