株式会社産経新聞出版(さんけいしんぶんしゅっぱん)は、東京都千代田区大手町に本社を置く、フジサンケイグループ傘下の出版社。
沿革
- 1977年4月 - 「産経新聞生活情報センター」として大阪市北区梅田で設立(産経新聞社の全額出資)。
- 1991年1月 - 本社を東京・大手町(現、本社所在地)へ移転。同じフジサンケイグループの扶桑社と提携し、産経新聞関連の書籍発行業務を始める[1]。
- 1993年8月 - 社名を「産経新聞ニュースサービス」に変更。
- 1997年1月 - (株)編成クリエイトを吸収合併。自費出版などの編集プロダクション業務を始める。
- 2000年10月 - 事業所を千代田区内神田に移転。
- 2005年3月 - 書店での販売を含む出版活動を本格的に開始
- 2005年7月 - 現社名に変更。
- 2009年1月 - 事業所を港区芝に移転
- 同年7月 - 事業所を千代田区大手町(東京サンケイビル内)に再移転
- 2010年6月- 産経新聞雑誌局の業務を統合・委託
出版物
産経新聞、「正論」連載記事などの書籍化が主な業務。「田母神国軍」(田母神俊雄著)、「民主党と日教組」(阿比留瑠比著)、「国民の」シリーズ(遺書、憲法、修身)など保守系の本が多い。2010年6月からは、産経新聞雑誌局の業務を委託、雑誌も発行するようになった。
雑誌・定期刊行物
- 月刊TVnavi
- 月刊おとなのデジタルTVナビ
- 日本映画navi
- 月刊MOSTLY CLASSIC
- 月刊ネットマネー
- ステージナビ
- ※以上は産経新聞社から版権を移動したものであるが、「正論」については従来と同じく産経新聞社から発行している。
脚注
- ^ 扶桑社は産経新聞と同じフジサンケイグループのフジテレビジョン(旧法人。現:フジ・メディア・ホールディングス)の出版部門として設立され、1987年に産経新聞社の出版局が分社独立した「株式会社サンケイ出版」と合併、サンケイ出版の事業を扶桑社が引き継ぐ形となった。ちなみに旧産経新聞社出版局は東京本社の部署として設立された。
関連項目
外部リンク
- 産経新聞出版