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生野 慈朗(しょうの じろう、1950年2月25日 - 2023年4月6日[1])は、日本のテレビディレクター。TBSテレビ(旧TBSエンタテインメント)・制作1部付嘱託契約のテレビドラマの演出家。
来歴・人物
1972年に入社。テレビドラマのAD・演出補などを経て、1978年にドラマ『夫婦ようそろ』で初演出。その他、『3年B組金八先生』や『2年B組仙八先生』などの桜中学シリーズや、『男女7人夏物語』などのヒット作を担当した。
2000年に木村拓哉・常盤貴子主演の『ビューティフルライフ』を大ヒットさせた。
TBS自社制作作品以外にもテレパック制作作品に演出で参加することも多い。
作品
テレビドラマ
- 夫婦ようそろ(1978年)
- 3年B組金八先生シリーズ…第5・7シリーズ以外の6編に参加。スペシャル版も合わせて計37話分演出を手掛け金八参加ディレクターの中では最多。
- 第1シリーズ(1979年)
- 第2シリーズ(1980年)
- 第3シリーズ(1988年)
- 第4シリーズ(1995年)
- 第6シリーズ(2001年)
- 第8シリーズ(2007年)
- ファイナル(2011年)
- 2年B組仙八先生(1981年 - 1982年)
- 3年B組貫八先生(1981年)
- 無邪気な関係(1984年)
- 輝きたいの(1984年)
- 花田春吉なんでもやります(1985年)
- 華やかな誤算(1985年)
- (1985年、プロデュースも担当)
- 男女7人シリーズ(テレパック制作)
- 痛快!OL通り(1986年)
- モナリザたちの冒険(1987年)
- 痛快!ロックンロール通り(1988年)
- 俺たちの時代(1989年)
- (クワタさんとマリ)(1990年)
- (神をにくんで人をにくまず)(1991年)
- パパとなっちゃん(1991年)
- 結婚したい男たち(1991年)
- 次男次女ひとりっ子物語(1991年)
- ずっとあなたが好きだった(1992年)
- (愛のそば)(1992年)
- (ひとりぼっちが怖い)(1993年)
- 愛するということ(1993年)
- 誰にも言えない(1993年)
- スウィート・ホーム(1994年)
- 長男の嫁(1994年)
- 僕が彼女に、借金をした理由。(1994年)
- 私の運命(1994年)
- ジューン・ブライド(1995年)
- 愛していると言ってくれ(1995年)
- (最後の家族旅行 Family Affair)(1996年)
- ひとり暮らし(1996年)
- 最後の恋(1997年)
- (不機嫌な果実)(1997年)
- 織田信長 天下を取ったバカ(1998年)
- ラブとエロス(1998年)
- 天国に一番近い男・MONOカンパニー編(1999年)
- L×I×V×E(1999年)
- ビューティフルライフ(2000年、プロデュースも担当)
- QUIZ(2000年)
- 真夏のメリークリスマス(2000年)
- Love Story(2001年)
- First Love(2002年)
- あなたの人生お運びします!(2003年)
- オレンジデイズ(2004年)
- 27歳の夏休み(2005年)
- 今夜ひとりのベッドで(2005年)
- 輪舞曲(2006年)
- 孤独の賭け〜愛しき人よ〜(2007年)
- SCANDAL(2008年、プロデュースも担当)
- GM〜踊れドクター(2010年)
- CO 移植コーディネーター(2011年)
- 家族が家族であるために(2012年)
- (松本清張没後20年スペシャル・寒流)(2013年)
- 女と男の熱帯(2013年)
- 夜のせんせい(2014年)
- (検事・霧島三郎)(2014年)
映画
受賞歴
- 1994年
- 第3回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 タイトルバック賞(『僕が彼女に、借金をした理由。』)
- 1995年
- 第6回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 タイトルバック賞(『愛していると言ってくれ』)
- 2000年
- 第24回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(『ビューティフルライフ』)
- 監督賞(土井裕泰と共に)
- キャスティング賞
- タイトルバック賞
- 第24回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(『ビューティフルライフ』)
- 2001年
- 第29回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(『Love Story』)
- 監督賞(土井裕泰、今井夏木と共に)
- タイトルバック賞((保坂久美子)と共に)
- 第29回ザテレビジョンドラマアカデミー賞(『Love Story』)
脚注
- ^ a b “演出家・生野慈朗さん死去、73歳 ドラマ「3年B組金八先生」「男女7人夏物語」などヒット作”. 日刊スポーツ. (2023年4月7日)2023年4月7日閲覧。
- ^ 管理者 (2011年6月20日). “生野滋朗氏が公開講座 テレビドラマの成り立ち語る | 慶應塾生新聞オンライン”. 2022年9月12日閲覧。
- ^ TBS、演出家・生野慈朗氏制作局嘱託に(文化通信.com 2010年03月02日)
- ^ “元TBSディレクター生野慈朗さん死去 「金八先生」「男女7人」”. 朝日新聞. (2023年4月7日)2023年4月7日閲覧。
- ^ 東野圭吾原作(TBSは製作委員会に入っていないがTBSと友好関係にある毎日新聞社が製作委員会に入っている)
- ^ 谷村志穂原作、脚本の一部も兼任。(TBS、毎日新聞社、そしてJNN各局のいずれも製作委員会に入っていない)