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珠川こおり

珠川 こおり (たまがわ こおり、2002年 - ) は、日本小説家

2002年、東京都生まれ。小学2年生から物語の創作を始め、高校受験時には一時執筆を中断したが、高校入学直後に、加藤シゲアキの『ピンクとグレー』を読んだことをきっかけに再開[1]。2020年、2作目の長編小説『檸檬先生』で第15回小説現代長編新人賞を、史上最年少の18歳で受賞した[2][3]

デビュー作の『檸檬先生』は、音や数字に色が見える「共感覚」という特殊な感覚を持つ中学3年生の少女と小学3年生の少年の出会いの話を通じて、「普通」とは何か、ということを読者に投げかけてくる作品となっている[4]。装画を漫画家山口つばさが担当し、また物語の世界観を映像と音楽で表現したプロモーション動画をYouTubeで公開したこともあり、単行本としては珍しく読者の中心が10~20代であるという[3]

作品

  • 『檸檬先生』 講談社 2021年5月刊 (ISBN 9784065228296)
  • 『マーブル』 講談社 2022年7月刊 (ISBN 9784065284421)

アンソロジー

脚注

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  1. ^ “「檸檬先生」著者18歳・珠川こおりさん「執筆が私は一番好きなんだ」”. スポーツ報知 (2021年7月4日). 2022年6月29日閲覧。
  2. ^ 朝日新聞デジタル 好書好日 『檸檬先生』珠川こおりさんインタビュー 特殊な「共感覚」を持つ2人が問いかける“普通” 2022年6月7日閲覧
  3. ^ a b NIPPAN ほんのひきだし 【Vol.1:珠川こおり】2022年6月7日閲覧
  4. ^ J-CAST BOOKウォッチ 注目の小説「檸檬先生」。あなたも「衝撃」を体感して。2022年6月7日閲覧
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