渋沢 裕(しぶさわ ひろし、旧字体:澁澤 裕、1932年〈昭和7年〉 - )は、日本の実業家、元ソニー取締役[1]。
曾祖父は渋沢栄一、祖父は渋沢篤二、父は渋沢信雄、弟は渋沢彰。伯父に渋沢敬三(父方)と齋藤秀雄(母方)。叔父に渋沢智雄。従兄弟に渋沢雅英、渋沢芳昭。
経歴
1932年、子爵・渋沢栄一の孫・渋沢信雄(実業家)と妻・敦子の長男として東京府に生まれる。
子爵・渋沢敬三と渋沢智雄の甥で、渋沢雅英と服部黎子の従兄弟。裕が誕生する前年に父の信雄は分家しており、幼い頃から分家の跡継ぎとして育てられたという。
1967年に父の信雄が死去したため、家督を継承した。その後は実業家として活動しつつ、分家という立場から従兄である渋沢本家当主・渋沢雅英の補佐等もしているという。なお、裕の娘は浩宮徳仁親王(今上天皇徳仁)お妃候補に名前が上がったことがある。
親族
系図
「(渋沢氏#系図)」を参照
脚注
- ^ ソニーのDNAを受けついだ11人(加藤良平/著、集英社インターナショナル、2003年)