歴史
揖斐線の前身である美濃電気軌道の駅として1928年(昭和3年)に開業した。揖斐線は2001年(平成13年)に当駅を含む黒野駅 - 本揖斐駅間が廃止され、当駅も廃駅となっている
駅構造
廃止時は単式ホーム1面1線のみを持ち、列車交換はできなかった[6]。かつては列車交換のできる相対式ホームを持っていて、その用地は棒線駅となった後も残されていた[8]。
しかし、2017年5月時点で駅の跡地は更地となり、私有の駐車場として使用されている。
配線図
← 本揖斐駅 | → 忠節方面 | |
(凡例) 出典:[9] |
利用状況
異音同字駅の存在
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名古屋鉄道には、瀬戸線に表記が同一の清水駅(しみずえき)がある。当駅発行の乗車券類には、(揖)清水と印字され、当駅から瀬戸線清水駅までの乗車券類には、(揖)清水⇒(瀬)清水と印字されていた。揖斐線黒野駅 - 本揖斐駅間の廃止後は、瀬戸線清水駅発行の乗車券類には清水とのみ印字されている。
隣の駅
代替交通手段
- 揖斐川町コミュニティバス:清水バス停[10]
脚注
- ^ 1/20万地勢図「岐阜」、1994年(平成6年)。
- ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1928年12月27日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 『岐阜のチンチン電車 岐阜市内線と美濃町・揖斐・谷汲線の85年』郷土出版社、1997年、220-230頁。ISBN (4-87670-097-4)。
- ^ a b c “岐阜線”各線停車場一覧 揖斐線、p.144。
- ^ a b 廃線路線主要駅の今昔 揖斐線、p.99。
- ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、52-53頁。ISBN (978-4-10-790025-8)。
- ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究』 名古屋北部・岐阜篇 1、草思社、1997年、144頁。ISBN (4-7942-0796-4)。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
- ^ 名阪近鉄バス (2015年9月1日). “路線系統図と沿線案内(揖斐川町コミュニティバス)” (PDF). 揖斐川町. 2017年5月18日閲覧。
参考文献
- 徳田耕一『名鉄600V線の廃線を歩く-惜別の“岐阜線”と空港線誕生』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2005年。ISBN (978-4-53305-883-7)。