歴史
駅構造
単式1面1線のプラットホームを持つ地平駅である。多奈川線の駅では唯一、開設当初から列車交換が不可能な駅構造となっている。
ホームは線路から見て北側にある。ホームは6両分の長さがあるが、南海本線への直通急行廃止に伴い比較的長編成の列車の乗り入れはなくなったため、ホームには2両分を残して柵がされている。また、みさき公園駅寄りにある駅舎には、かつて繁忙期に使用されていた臨時改札口の跡が残っている。トイレは改札内に設置されている。
駅舎(2010年5月)
臨時改札口(2021年10月)
駅舎と構内
みさき公園方面を望む(2005年10月)
利用状況
2021年次の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は596人となっており、南海の駅全体では100駅中75位である[1]。
駅周辺
駅からすぐ南に岬町役場があり、役場前からは町内巡回バスのミニループバスみさきが各方面へ連絡している。また、近隣の徒歩圏内にオークワや岬緑ヶ丘郵便局がある。
駅のすぐ北に深日港があり、かつてはここから淡路島方面への大阪湾フェリー・深日海運および徳島港方面への徳島フェリーが発着していた。しかし、徳島航路は大鳴門橋の供用開始後に廃止されたほか、淡路航路も関西国際空港の開港と前後して泉佐野港発着に変更された。さらに友ヶ島への航路も休止、再開後は発着港が(加太港)へ変更されたため、深日港からの定期旅客航路は全てなくなった。なお、駅と港の間を結ぶ道沿いには既に廃業したかつての土産物店や飲食店、旅館などの跡が立ち並び、往時の賑わいを偲ばせている。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 深日港駅 - 南海電気鉄道