海鹿島駅(あしかじまえき)は、千葉県銚子市小畑新町にある、銚子電気鉄道銚子電気鉄道線の駅である。駅番号はCD07。千葉県及び関東地方の最東端に位置する駅である。
歴史
藤工務所が命名権(ネーミングライツ)を獲得、とっぱずれを冠した愛称となった。その後2018年(平成30年)4月1日から、千葉市若葉区で鮮魚店を展開する有限会社石毛魚類が新たに命名権を獲得し、関東最東端より銚子港直送 千葉石毛魚類を冠した愛称に変更された[1]。なお現在は一般社団法人日本健康機構が命名権を獲得し足腰元気☆緩消法の愛称が付与されている[2]。
- 1913年(大正2年)12月28日 - 銚子遊覧鉄道の駅として開業。
- 1917年(大正6年)11月21日 - 銚子遊覧鉄道の廃線と共に廃止。
- 1923年(大正12年)7月5日 - 銚子鉄道の駅として再び開業。
- 2008年(平成20年)1月1日 - 完全無人化。
関東地方最東端の駅標柱(2013年8月24日)
駅舎(2007年1月14日)
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。無人駅。清涼飲料の自動販売機あり、簡易トイレあり。
2007年(平成19年)1月、ボランティアにより掲げられた「文学碑めぐり案内図」の看板によって、「関東最東端の駅」と表記されるようになった(2016年(平成28年)現在では、駅舎横に「関東最東端の駅」の碑が建てられている)。
2007年12月まで小学生の通学時間帯のみ駅員を配置していたが、合理化により2008年以降本銚子駅共々完全無人化され、駅務室は物置となっている。
利用状況
1日平均乗車人員 73人(2019年度)
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
駅周辺
駅周辺は「灯台キャベツ」のブランドで知られるキャベツ(夏場はトウモロコシ)を産する畑地と住宅地が点在する。風光明媚な景観を誇る海鹿島の海岸周辺には、かつて多くの別荘が建てられ保養地となり、明治時代・大正時代の文人たちがこれに滞在したことで知られる。今でもその景観は多くの市民や観光客に愛されている。
当駅が登場する主な作品
隣の駅
脚注
- ^ https://www.chibanippo.co.jp/news/local/493031
- ^ https://www.jho.or.jp/html/choshi.html
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目
外部リンク
- 銚子電鉄沿線ガイド