浅沼 ひろゆき(あさぬま ひろゆき)は、日本の漫画家。
来歴
東京都荒川区東尾久に生まれ、西尾久で育つ[1]。小学生のころから漫画を描くことが好きだった浅沼だが、高校を中退し、千代田工科芸術専門学校漫画科に入学した時には「夢よりも現実を考える年齢」であったため、「漫画家になれるとは本気で思ってなかった」[1]。サラリーマンになりたくないと考えた浅沼は、ホストクラブの面接を受ける[1]。しかし面接で衣服を自分で揃えるよう言われ、金がなかった浅沼は、賞金を目当てに4コマ漫画新人賞に応募した[1]。その応募作「少年とニワトリ」で第7回谷岡ヤスジ賞で大賞を受賞[1]。その後仕事の注文が殺到したため、ホストクラブではなくプロの漫画家として活動する[1]。
ベタ塗りやカラーの作業は妻が手伝っている[1]。
作品リスト
- 少年とニワトリ - 第7回谷岡ヤスジ賞大賞受賞作[1]。
- スキップ・ハイスクール(『(まんがアクションランド)』連載、1988年刊、双葉社、アクションコミックス、ISBN (4-57593136-5)、全1巻)
- 三丁目の空の下(『(まんが笑ルーム)』連載、1992年刊、少年画報社、ヒットコミックス、既刊1巻、ISBN (4-7859-1322-3))
- 三丁目のまさる(『まんが笑ルーム』連載[1]、1994年刊、少年画報社、ヒットコミックス、全1巻、ISBN (4-7859-1431-9))
- いーじゃないか!!(1994年 - 1997年刊、ぶんか社、BUNKA COMICS、全2巻)
- 妖怪裏街道(1999年4月刊、リイド社、SPコミックス、ISBN (4-8458-1675-X))
- ふぇろもん日和(『週刊大衆』連載) - 単行本は未刊行。