洪建喜

洪建喜（ホン・ゴンヒ、韓国語：홍건희、1992年9月27日 - ）は、大韓民国の全羅南道和順郡出身のプロ野球選手（投手）。

洪建喜（ホン・ゴンヒ）
Hong Keon-Hee

斗山ベアーズ #17
基本情報
国籍	大韓民国
出身地	全羅南道和順郡
生年月日	(1992-09-27) 1992年9月27日（30歳）
身長 体重	187 cm 92 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2011年 KBO・ドラフト2次2ラウンド
初出場	KBO/ 2011年7月1日
年俸	5300万ウォン（2020年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
起亜タイガース (2011 - 2012) 尚武フェニックス (2013 - 2014) 起亜タイガース (2015 - 2020) 斗山ベアーズ (2020 - )
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ホン・ゴンヒ
各種表記
ハングル：	홍건희
漢字：	洪建喜
発音：	ホンゴニ
日本語読み：	こう・けんき
英語表記：	Hong Keon-Hee
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経歴

起亜時代

2011年に起亜タイガースと契約した。同年7月1日の試合で初登板、0.2イニングで1失点を記録した。

2012年は二軍での先発経験を積むため一軍には昇格しなかった。同年は二軍で防御率5.85に22試合3勝9敗1ホールド84⅔イニング76被安打4被本塁打59四球14砂丘59奪三振59失点55自責点を記録した。

2013年に軍服務のため尚武と契約。

翌年除隊されチームに復帰。なおこの時点で本人は先発ローテ入りを目標としている。また背番号を郭正哲の変更に伴い20に変更したが、数ヶ月後に尹錫珉が起亜に復帰したため再び背番号を21に変更。

2014年4月26日に蚕室野球場で行われた斗山ベアーズ戦でデビュー初の先発投手登板した。5回までに21打者を相手にして5安打2四死球1奪三振1自責点を記録し、デビュー後初勝利を期待したがリリーフした(韓丞赫)が炎上したため失敗した。

同年5月13日のKTウィズ戦では10回裏2アウトから登板。抑えた直後にチームがさよなら勝利を決めたためデビュー初勝利を記録した。なおこの勝利はチーム通算2100勝を記録するものだった。

その後は中継ぎとしての起用が続いたが、2016年7月10日のLGツインズ戦でデビュー初先発勝利を上げた。この日の投球数は90球、6イニング4安打2四球1奪三振1失点の好投だった。

2018年と2019年は一軍と二軍を行ったり来たりの生活が続き、先発ローテ定着はならなかった。

斗山時代

2020年6月7日の試合終了後、柳志赫とのトレードが発表された^[1]。

トレード後は直ちに一軍登録され、6月10日NCダイノス戦の9回裏に移籍後初登板。1イニングを三者凡退に抑えチームに勝利を呼びこんだ。6月21日のLGツインズ戦では移籍後初のセーブも記録した。

シーズンでは自己最多を更新する60試合に全て中継ぎとして登板。3勝1セーブ8ホールドの成績を残した。

2021年は前年を上回る65試合に登板。さらにポストシーズンでは三星ライオンズとの勝負になったプレーオフ1回戦に崔源峻からの継投を受けて登板。3イニング3被安打1四球2奪三振1失点52球の力投を披露し、自身初のポストシーズン勝利投手及びデイリーMVPを受賞した^[2]。

2022年も開幕から中継ぎ兼抑えとして活躍していたが、前半戦最終盤でハムストリングを負傷して離脱した^[3]。

プレースタイル・人物

先発と中継ぎの両方をこなせる便利屋である。

平均144～146 km/h、最高153km/hの威力的なストレートを投げ、追い込んでから130km/h中盤台のスライダーを決め球として投げる。

通算記録

年度	チーム	平均自責点	試合	完投	完封	勝利	敗戦	セーブ	ホールド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	四球	死球	奪三振	失点	自責点
2011	KIA	6.75	5	0	0	0	0	0	0	0.000	26	5.1	7	0	2	1	3	4	4
2015		6.04	38	0	0	2	5	1	0	0.286	383	82	84	18	57	4	86	63	55
2016		4.98	50	0	0	4	4	4	5	0.500	407	90.1	103	10	41	1	83	53	50
2017		6.41	31	0	0	1	1	0	0	0.500	270	59	83	5	21	2	41	44	42
2018		10.26	11	0	0	0	1	0	0	0.000	88	16.2	32	4	7	1	13	20	19
2019		7.16	21	0	0	2	9	0	0	0.182	381	81.2	112	12	33	3	52	70	65
2020	斗山	4.98	60	0	0	3	4	1	8	0.429	299	68.2	74	8	22	5	60	39	38
2021		2.78	65	0	0	6	6	3	17	0.500	303	74.3	65	3	27	0	82	23	23
通算	8シーズン	5.57	281	0	0	18	30	9	30	0.375	2175	478	560	60	210	17	420	316	296

背番号

• 43 （2011年 - 2012年）
• 48 （2015年 - 2017年）
• 51 （2018年 - 2020年途中）
• 17 （2020年途中 - ）

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ 프로야구 KIA 투수 홍건희↔두산 내야수 류지혁 트레이드 - 연합뉴스
2. ^ “"KIA 시절 난 어중간했다" 시련 이겨낸 파이어볼러, 두산 최고 믿을맨 됐다” (朝鮮語). 다음스포츠. 2021年11月9日閲覧。
3. ^ “두산 클로저 홍건희, 햄스트링 통증으로 1군 말소···전반기 조기 마감” (朝鮮語). MHN스포츠 (2022年7月13日). 2022年7月21日閲覧。