河合亨

河合 亨（かわい とおる、1910年3月31日 - 1993年10月14日^[1]）は、日本のフランス文学者。

東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。早大教授、1980年定年退任、名誉教授。

翻訳

• 「青春」『ジイド全集』第7巻 金星堂 1934
• 「ナバブ パリ風俗」『ドーデ選集』世界文学社 1949 のち岩波文庫
• アンドレ・スチール『最初の衝突』第1-3部 白水社 1953-54　のち新日本文庫　
• ジュリアン・グリーン『真夜中』岩波現代叢書 1953
• マルグリット・オードゥー『少女マリー』三笠書房(若草文庫) 1954
• エルザ・トリオレ『赤い馬 人間のさまざまな意図』白水社 1955
• オードウー『続・少女マリー』三笠書房(若草文庫 ポケットサイズ) 1956
• (ギド・レイ)『アルピニズモ・アクロバチコ』朋文堂(エーデルワイス叢書) 1956
• 『カミユ研究』訳編 三笠書房 1957
• ロジェ・ヴァイアン『32万5千フラン』大日本雄弁会講談社 1957
• C.F.ラミュズ『恐怖の山』朋文堂 1958
• ジョルジュ・ソニエ『光みなぎるところ』近藤等共訳 白水社 1959
• ギー・ベルザック『ガイドの星 山岳小説』白水社 1960
• アルベール・チボーデ『スタンダール論』加藤民男共訳 冬樹社 1968
• ジャン・ピエール・デブリ,アンドレ・マンラ『わが告発 南ベトナム政治囚を救え!』新日本出版社 1973
• ピエール・バルベリス『バルザック レアリスムの構造』渡辺隆司共訳 新日本出版社 1987

参考

• 文芸年鑑1975　

脚注

1. ^ 『人物物故大年表』