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沢部ひとみ(さわべ ひとみ、1952年 - )は、日本のノンフィクション作家。市原悦子の著書『月に憑かれたかたつむり』『やまんば 女優市原悦子43人と語る』の構成を手掛けたほか、著書に『百合子、ダスヴィダーニヤ』などがある[1]。元・NPO法人アサーティブジャパン理事[2]。
来歴
1952年に静岡県で生を受ける[1]。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を満期退学[2]。1980年代、レズビアンなど性的マイノリティ女性のためのミニコミやムック作りを通して、表現活動に入る。2007年、セクシュアルマイノリティ女性を中心とした団体 「パフスクール」を設立。
代表作に『百合子、ダスヴィダーニヤ』『癒しの医師の場づくり』『評論なんかこわくない』、構成に『白髪のうた』がある[2]。
市原悦子とは1999年に出会って以降、仕事の枠を超えて20年間交流し、彼女の晩年には闘病生活も支えた[3]。現在、「パフスクール」代表。「三鷹ダイバーシティセンター」の元メンバー。