池畑 浩太朗(いけはた こうたろう、1974年9月26日 - )は、日本の政治家。日本維新の会所属の衆議院議員(1期)。元兵庫県議会議員(2期)。農林水産委員会委員。
来歴
東京都港区生まれ。親の仕事の関係で小学生の一時期はサウジアラビアで過ごした経験を持つ。岡山県立農業大学校を卒業し、農業高校の教員を9年間務めたあと、「農業のあり方を根本から変えたい」と政治家を志し、市村浩一郎衆議院議員の公設秘書を務めた。2009年6月の兵庫県議会議員補欠選挙宝塚市選挙区に民主党公認で立候補し当選。2011年の県議選で再選。2015年の県議選では落選した[2][3]。
2017年4月11日、民進党は次期衆院選兵庫12区に池畑を擁立すると決定[4]。同年10月3日に民進党を離党し、同月の第48回衆議院議員総選挙には希望の党から立候補した[5]。この際民進党本部から希望の党の政策協定書がファクスで送られ、読んで納得したので希望の党へ移る気持ちを固め、民進党に離党届を提出した[6]。選挙では自民党の山口壯に敗れ落選。希望の党解党後は国民民主党に所属したが、2020年9月の同党の分裂後は無所属となった[7]。
2021年10月の第49回衆議院議員総選挙では公示直前に日本維新の会の公認を受けた。これについて池畑は「維新のオファーは前々からあったが、無所属で戦うつもりで断っていた。だが、さまざまなデータを見て無所属での当選は難しいと判断し、公認を受けようと決意した」と述べた[8]。選挙では山口に再び敗れるも、重複立候補していた比例近畿ブロックで復活し、初当選[9]。
政策・主張
脚注
- ^ 令和3年11月5日中央選挙管理会告示第28号(令和三年十月三十一日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ “衆院選兵庫12区 候補者の横顔”. 産経新聞. (2021年10月27日)2021年11月5日閲覧。
- ^ “2021衆院選:候補者の横顔/4 10区/11区/12区 /兵庫”. 毎日新聞. (2021年10月29日)2021年11月5日閲覧。
- ^ “民進、兵庫12区に元県議 次期衆院選で内定”. 産経新聞. (2020年4月11日)2021年11月5日閲覧。
- ^ “衆院選2017:予想される顔ぶれ/4 /兵庫”. 毎日新聞. (2017年10月7日)2021年11月5日閲覧。
- ^ “衆院選:希望の第1次候補、県内公認9人 民進申請は6人のみ /兵庫”. 毎日新聞. (2017年10月4日)2021年11月5日閲覧。
- ^ “新国民民主党が県連結成 神戸で大会、9人で船出”. 神戸新聞. (2020年10月17日)2021年11月5日閲覧。
- ^ “衆院選・兵庫12区 立候補者に聞く 池畑浩太朗氏(47)維・新”. 神戸新聞. (2021年10月22日)2021年11月5日閲覧。
- ^ “【速報】兵庫6区の大串氏と桜井氏、4区赤木氏、12区池畑氏が比例で復活当選確実”. 神戸新聞. (2021年11月1日)2021年11月5日閲覧。
- ^ 朱雀. “池畑こうたろう 公式サイト”. 池畑こうたろう 公式サイト. 2021年11月2日閲覧。
外部リンク
- 池畑こうたろう公式サイト 池畑浩太朗
- 池畑浩太朗 (@VGZ20ydBf5ouj4c) - Twitter