池田 悦子(いけだ えつこ)は、日本の漫画原作者。代表作は『悪魔の花嫁(作画:あしべゆうほ)』。夫は作家の池田雄一。
最初はテレビ映画脚本家として活躍しており、テレビ業界に携わる人物であったが、1972年、『緋紋の女』(作画:牧美也子)にて漫画原作者デビュー[1]。同作品が第3回・1974年日本漫画家協会賞優秀賞したという経緯もあってか、その後は漫画原作者として活躍している。
『月刊プリンセス』創刊期において大きく貢献し1975年創刊号から連載開始した『悪魔の花嫁』は累計発行部数は1000万部突破[2]の大ヒット作となった。
その後の1970年 - 80年代「月刊プリンセス黄金期」においても『悪魔の花嫁』は『王家の紋章』(細川智栄子あんど芙〜みん))、『エロイカより愛をこめて』、『イブの息子たち』(青池保子)、『妖精国の騎士』(中山星香)、『オリンポスのポロン』(吾妻ひでお)、『アンジェリク』(原作 (セルジュ・ゴロン)&(アン・ゴロン)、作画 木原敏江)などの作品と共に同誌においてなくてはならない存在であった。
作品リスト
- 悪魔の花嫁(作画:あしべゆうほ)
- 悪魔の花嫁 最終章(作画:あしべゆうほ)
- 緋紋の女(作画:牧美也子)
- 悪女聖書(作画:牧美也子)
- 新世紀悪女聖書(作画:牧美也子)
- 妖子(作画:池田理代子)
- (バンパイア・ララバイ)(作画:真崎春望)
- (ディアナの載冠)(作画:はやかわ文子)
- (化の物語)(作画:牧美也子)
- (妖華-アルラウネ)(作画:(亜砂都優子))
- (妖魔の使い)(作画:(さわべきなこ))
- (愛しのGAN GAN)(作画:(イケスミチエコ))
- (不思議子の夏)(作画:(中山乃梨子))
- (薔薇の呪文)(作画:中山乃梨子)
- (不思議子の迷宮)(作画:中山乃梨子)
- (メタモル)(作画:(大月森絵))
- (Λ(ラムダ)のとき)(作画:池田理代子)
脚注
- ^ 平成8年8月発売の秋田文庫『悪魔の花嫁』(秋田書店)プロフィールより。
- ^ 2012年3月発売のボニータコミックスα『ダークサイド・ブルース 』(秋田書店)巻末広告より。