汐見台(しおみだい)は、神奈川県茅ヶ崎市の地名。丁番を持たない単独町名である。住居表示実施済み区域[5]。郵便番号は253-0033[3]。
地理
茅ヶ崎市の南東沿岸部に位置する。東は藤沢市辻堂西海岸、北は浜竹、北西は(緑が浜)、西は(浜須賀)と接する。南西から北東へ順に1から5番地がある。土壌は湘南海岸の砂浜であり、海岸沿いは防風林が広範囲を占めている。
海洋
歴史
沿革
江戸時代以前は、小和田村および菱沼村の一部であった。
- 1590年(天正18年) - 相州炮術調練場が置かれる。
- 1868年(明治元年) - 相州炮術調練場が廃止される。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、小和田村および菱沼村は、室田村、高田村、赤羽根村、甘沼村および香川村と合併し、当地域は松林村の一部となる。
- 1908年(明治41年)10月1日 - 松林村は、茅ヶ崎村および鶴嶺村と合併し、当地域は茅ヶ崎町の一部となる。
- 1926年(大正15年) - 横須賀海軍砲術学校辻堂演習場が置かれる。
- 1947年(昭和22年)10月1日 - 市制施行により茅ヶ崎市の一部となる。
- 1952年(昭和27年)7月26日 - 在日米海軍辻堂演習場が置かれる。
- 1959年(昭和34年)6月25日 - 在日米海軍辻堂演習場が返還される。
- 1967年(昭和42年)7月1日 - 住居表示を施行する[6]。
- 1971年(昭和46年) - 工業技術院(後の産業技術総合研究所)海水淡水化茅ヶ崎臨海研究所が置かれる。
- 1972年(昭和47年)4月1日 - 湘南汐見台公園が置かれる。
- 1979年(昭和54年)6月21日 - 松下電気湘南保養所であった土地に[7]松下政経塾が置かれる。
- 2003年(平成15年)3月31日 - 産業技術総合研究所海水淡水化茅ヶ崎臨海研究所が閉鎖される。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 茅ヶ崎市立汐見台小学校が置かれる。
町名の変遷
世帯数と人口
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 茅ヶ崎市立汐見台小学校 | 茅ヶ崎市立松浪中学校 |
交通
鉄道
当地に鉄道は通過していない。
バス
道路
施設
- 神奈川県藤沢土木事務所汐見台庁舎
- 財団法人神奈川県都市整備技術センター
- 湘南汐見台公園
- 松下政経塾
- 茅ヶ崎市立汐見台小学校
脚注
- ^ “統計年報 - 平成28年版(平成29年4月発行)”. 茅ヶ崎市 (2017年5月17日). 2018年2月25日閲覧。
- ^ a b “茅ヶ崎市の人口と世帯(国勢調査に基づく)”. 茅ヶ崎市 (2018年2月6日). 2018年2月25日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年2月23日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年2月23日閲覧。
- ^ “茅ヶ崎市の住居表示について”. 茅ヶ崎市 (2017年12月19日). 2018年2月25日閲覧。
- ^ 同年7月17日、自治省告示第121号「住居表示が実施された件」
- ^ 高砂小学校の歴史1 - 藤沢市立高砂小学校
- ^ “小・中学校通学区域”. 茅ヶ崎市 (2017年4月24日). 2018年2月25日閲覧。