» www.Giftbox.Az - Bir birindən gözəl hədiyyə satışı
ウィキペディアランダム
毎日カテゴリ
共有: WhatsappFacebookTwitterVK

武蔵寺

武蔵寺(ぶぞうじ)は、福岡県筑紫野市武蔵、菅原道真公ゆかりの天拝山の登山口にある、天台宗寺院。山号は椿花山(ちんかざん)。

武蔵寺
所在地 福岡県筑紫野市武蔵621
位置 北緯33度29分22秒 東経130度30分28.2秒 / 北緯33.48944度 東経130.507833度 / 33.48944; 130.507833座標: 北緯33度29分22秒 東経130度30分28.2秒 / 北緯33.48944度 東経130.507833度 / 33.48944; 130.507833
山号 椿花山
宗派 天台宗
本尊 薬師如来
創建年 伝・645年(大化1年)
開山 伝・最澄
開基 伝・(藤原虎麿)
正式名 椿花山成就院武蔵寺
別称 ふじ寺
法人番号 4290005006588
(テンプレートを表示)

概要

創建年については、飛鳥時代とも奈良時代ともいわれ定かではないが、境内から発見された瓦や経塚から11世紀頃までには寺が建立されていたことは確認されており、九州最古の仏蹟である。天智天皇の3年、釈祚蓮勅命により西海(九州)に一宇を建立しようと筑紫に下った天皇に協力して、土地の豪族藤原鎌足の子孫、藤原虎麿(虎丸・虎麻呂・登羅麻呂)が七堂伽藍を建立、椿の木で薬師如来像を刻んで安置したのが始まりという[1]。なお、虎麿は初代の大宰帥蘇我日向臣無邪(耶)志(だざいのそち・そがのひむかのおみ・むさし)と同一人物ではないかともいわれている。寺名については、武蔵国池上より日蓮宗の僧が来て、武蔵寺となったという[2]。686年(朱鳥1年)藤原虎麿が亡くなった後、その命日に「地蔵会」が行われ、現在も続いているという。

伝説など

  • 虎麿が山中で怪火を射落としたが、夢の中でそれは薬師如来が宿る霊木の精であり、その霊木で薬師十二神将像を作り、堂を建てて祀るようお告げあった。これが武蔵寺の建立の由緒と伝えられている。
  • 虎麿は30歳を過ぎても子供がいないことが悩みであった。虎麿は薬師堂にこもり薬師三尊に祈り縋ったところ、その加護をえて女児を授かることができたという。
  • ところが疫病が流行り、多くの人々も亡くなった。虎麿の子もこの流行病に罹り、治す手立てがなかった。虎麿はさらに薬師如来に祈願し続けたところ、ある夜、夢の中に一人の僧侶が現れて「ここから東方にの生えている湿地があり、そこに温泉がある。ここで入浴させれば、必ず病は治るであろう」と告げ、姿を消した。早速虎麿はその場所に行き茂った葦を刈り、こんこんと湧き出る温泉を見つけた。その温泉に子供を入浴させると、たちまち病気が治ってしまった。これが二日市温泉(薬師温泉・旧武蔵温泉)の始まりと言われている。(瑠璃子姫伝説)

境内

境内には藤の木があり、樹齢700年余といわれている。藤原氏に準えて植えたと伝えられている。また、境内には、観音堂地蔵堂、大黒堂、伝教大師等の諸堂、石仏五輪の塔般若心経一時一石、観音経の経塔、板碑、大楠、心字池茶室、鐘桜、芭蕉の句碑などもある。

文化財

  • 武蔵寺跡(福岡県指定史跡)
  • 紙本著色武蔵寺縁起(福岡県指定有形文化財)
  • 古石塔(筑紫野市指定有形文化財)
  • 自然石梵字板碑(筑紫野市指定有形文化財)
  • 武蔵寺経塚群出土品(筑紫野市指定有形文化財)
  • 木造十二神将像(筑紫野市指定有形文化財)
  • 長者の藤(筑紫野市指定天然記念物)

行事

  • (藤まつり)(4月)
  • (瓜封じ)(7月)

交通アクセス

関連史跡

周辺情報

  • 天拝山
  • (天拝山歴史自然公園)
  • (済生会二日市病院)(武蔵寺縁起絵図・瑠璃子姫伝説のレプリカがロビーに飾られてある)

参考文献

  • 筑紫豊『さいふまいり』西日本新聞社、1976年
  • 太宰府市 編『太宰府市史』2004年
  • 浦辺登『太宰府天満宮の定遠館』弦書房、2009年、(ISBN 978-4-86329-026-6)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 郷土資料事典・福岡県、人文社 49p
  2. ^ 筑前国続風土記

外部リンク

  • 武蔵寺
ウィキペディア、ウィキ、本、library、論文、読んだ、ダウンロード、自由、無料ダウンロード、mp3、video、mp4、3gp、 jpg、jpeg、gif、png、画像、音楽、歌、映画、本、ゲーム、ゲーム。