横浜文化体育館(よこはまぶんかたいいくかん)は、神奈川県横浜市中区にかつて存在した体育館である。略称は横浜文体(よこはまぶんたい)。
横浜文化体育館 Yokohama Cultural Gymnasium | |
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施設情報 | |
用途 | 体育館・文化イベント |
収容人数 | 2,229席(アリーナ席含めると約5,000席) |
事業主体 | 横浜市 |
管理運営 | 横浜市スポーツ協会・ミズノ共同事業体 |
延床面積 | 1,920 m2 |
階数 | 地上3階 |
高さ | 13m |
竣工 | 1962年(昭和37年) |
所在地 | 〒231-0032 横浜市中区不老町2-7 |
位置 | 北緯35度26分27.77秒 東経139度38分11.55秒 / 北緯35.4410472度 東経139.6365417度座標: 北緯35度26分27.77秒 東経139度38分11.55秒 / 北緯35.4410472度 東経139.6365417度 |
施設は横浜市が所有し、横浜市スポーツ協会・ミズノ共同事業体が運営管理を行っていた。当時の横浜市長で日本体育協会会長などを務めた平沼亮三のスポーツ界への功績を記念し、神奈川県との合弁事業として建設された。
付帯施設として、平沼記念レストハウスがあった。
概要
1962年5月23日に開館。本館は関内駅・伊勢佐木長者町駅に近く、卓球大会・プロレス・ボクシング・ボリショイサーカスなど、さまざまな用途で使われていた。
また、建設当時は現在の横浜スタジアムの場所にあった横浜公園体育館を上回る客席数(約5,000席)を誇っており、1989年に横浜アリーナが完成するまでは神奈川県内で規模の大きい屋内施設でもあったため、横浜市の成人式会場としての利用や世界のスーパースターのコンサート会場としても有名であった。
1987年には、BOØWYのコンサートで4時間を超すライブが行われた。
この他、体育館事務局主催のスポーツ教室、カルチャー教室など多彩なメニューにも力を入れていた。
しかし建物の老朽化が激しく、横浜市は横浜文化体育館再整備事業を進め、2017年9月にフジタグループが落札した。本館は2020年9月6日に閉館し建て替えられ[1]、メインアリーナとなる「横浜BUNTAI」が2024年4月に開館予定である。なお本館近くの横浜市立横浜総合高等学校旧校舎跡地には、サブアリーナである「横浜武道館」が整備され、本館閉館に先立つ2020年7月24日に開館した。
施設
- 本館
- アリーナ:40m×48m、高さ13m、面積1,920m2
- 観客席:2階1,723席、3階504席
- 集会用アリーナ内仮設着席数:3024席
主なイベント
- 1964年東京オリンピックのバレーボール競技
- かながわ・ゆめ国体ハンドボール競技
- 大相撲横浜場所
- プロボクシング世界タイトルマッチ(花形進、川島郭志、川嶋勝重、内山高志など)
- 大橋ボクシングジム主催「フェニックスバトル」
- プロレス・格闘技興行(新日本・全日本・NOAH、大日本プロレス等)
- 全日本ジュニアレスリング選手権大会
- 全日本ジュニア体操競技選手権大会
- 皇后盃全日本女子柔道選手権大会(2008年より)
- プロバスケットボールbjリーグ/Bリーグ・横浜ビー・コルセアーズ戦
- 2011-12シーズン bjリーグ:公式戦5試合
- 2012-13シーズン bjリーグ:公式戦3試合
- 2013-14シーズン bjリーグ:公式戦2試合
- 2014-15シーズン bjリーグ:公式戦2試合
- 2015-16シーズン bjリーグ:公式戦4試合
- 2016-17シーズン Bリーグ:公式戦4試合
- 2017-18シーズン Bリーグ:公式戦4試合/プレーオフ2試合
脚注
外部リンク
- 横浜文化体育館