来歴・親族
群馬県富岡出身。1954年に同志社女子大学英文科を卒業。1956年慶應義塾大学大学院英文科修士課程修了、1957年までイリノイ大学マスコミュニケーション学科に学ぶ。1958年キリスト教教育センター研究員。1960年に鶴見俊輔と結婚。1959年京都精華大学人文学部講師、73年助教授、75年教授。2002年定年、名誉教授[1]。
義祖父は政治家の後藤新平[2]。義父は同じく政治家の鶴見祐輔[2]。義姉は社会学者の鶴見和子[2]。義弟は法学者の内山尚三[3]。息子は歴史学者の鶴見太郎[4]。甥は宇宙物理学者の横山順一(東京大学教授)。
著書
単著
- 『日用品としての芸術 使う人の立場から』晶文社、1979
- 『老い、時のかさなり』晶文社、1989
訳書
- リニー・デヴリエス『メキシコーわが大地』研究社出版 1975
- アイザック・ディネーセン「ディネーセン・コレクション」晶文社
- 1『アフリカの日々』1981
- 2『夢みる人びと 七つのゴシック物語1』1981、白水Uブックス 2013
- 3『ピサへの道 七つのゴシック物語2』1982、白水Uブックス 2013
- 4『復讐には天使の優しさを』晶文社、1981
- ジェイムズ・スティーヴンズ『小人たちの黄金』晶文社、1983
- オルダス・ハクスリー『ハクスリーの教育論』人文書院、1986
- ステファニー・デメトラコポウロス『からだの声に耳をすますと よみがえる女の知恵』思想の科学社 1987
- ジョアン・リンガード『ふたりの世界』全5巻、晶文社、1988-1989
- 『善人はなかなかいない フラナリー・オコナー作品集』筑摩書房、1998
- シェイマス・ディーン『闇の中で』晶文社、1999
- リチャード・ワトソン『ダイエットは人生の哲学!』晶文社、2000
- 『フラナリー・オコナー全短篇』(上下)、筑摩書房、2003、ちくま文庫、2009
- 『存在することの習慣 フラナリー・オコナー書簡集』サリー・フィッツジェラルド編、筑摩書房、2007
- イサク・ディネセン『冬の物語』新潮社、2015
- クリストファー・イシャウッド『キャスリーンとフランク 父と母の話』新潮社、2022