概要
一帯は、琵琶湖国定公園の特別地域で、白亜紀の花崗岩層を流れ落ちる段瀑である。上から雄滝(おだき:40m)、薬研の滝(やけんのたき:21m)、雌滝(めだき:15m)からなり、総合落差76mは、滋賀県内では1位とされる。
1554年に足利義輝が訪れた時に、楊梅の滝(やまもものたき)と名付けたとされ、今日では、音読みで(ようばいのたき)と読むのが一般的である。雄滝と雌滝の主は、大蛇の夫婦だという昔話がある(志賀町むかし話)。
アクセス
JR湖西線・北小松駅から、比良げんき村(北西方面)を通り過ぎた所にある。なお、雄滝、薬研滝へのルートは、「エア・レスキューポイント 縦走1」の立て札がある本格的な登山道である。
ギャラリー
間近で見る雄滝
上から見る薬研の滝
普段着でも見に行ける雌滝
関連項目
参考文献
- 北中康文『日本の滝2 東日本767滝』山と溪谷社
- 奈良本辰也『日本の滝紀行 下巻 西日本編』舞字社
外部リンク
- 滋賀県観光情報・楊梅の滝