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楊勇緯

楊 勇緯(ヤン・ヨンウェイ、ウェード式:Yang Yung-Wei、1997年9月28日 - )は、台湾台中市出身の柔道家。階級は60kg級[1][2]パイワン族パイワン語名はドランガドラン(Drangadrang)[3]

楊 勇緯
基本情報
ラテン文字 YANG Yung-Wei
愛称 柔道男神
中華民国台湾
出生地 中華民国台湾
屏東県獅子郷
生年月日 (1997-09-28) 1997年9月28日(25歳)
身長 167cm
体重 60kg
選手情報
階級 男子60kg級
JudoInside.comの詳細情報
(テンプレートを表示)
国立台湾体育運動大学の外に展示されている楊 勇緯の実際の柔道ユニフォーム

経歴

2013年にアジアユースの50kg級で2位、2014年のアジアユース55kg級で3位になった[2]。2017年にはアジアジュニアの60kg級で優勝を飾った[2]。2018年には地元で開催されたアジアオープン・台北で優勝すると、アジア大会でも3位に入った[2]。2019年のアジアパシフィック選手権では決勝で古賀玄暉と対戦すると、GS含めて14分もの戦いの末に反則負けして2位に終わった[1]世界選手権では2回戦で前年の世界選手権2位であるロシアのロベルト・ムシビドバゼに反則勝ちするなどして準々決勝まで進むも、ジョージアのルフミ・チフビミアニに技ありで敗れると、その後の敗者復活戦でもリオデジャネイロオリンピック銀メダリストであるカザフスタンのエルドス・スメトフに敗れて7位にとどまった[4]グランドスラム・大阪では準決勝で世界3位の永山竜樹に技ありで敗れるも3位になった[5]。2021年のワールドマスターズでは2位となった[6]。7月に日本武道館で開催された東京オリンピックではチャイニーズタイペイの選手として柔道競技初の決勝に進んだ。その決勝では世界チャンピオンの髙藤直寿に反則負けしたものの、オリンピック柔道競技ではチャイニーズタイペイの選手として初めてとなる銀メダルを獲得した[7]。11月のグランドスラム・アブダビでは決勝でロシアのラマザン・アブドゥラエフを技ありで破って、IJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[8]。2022年のグランドスラム・アンタルヤでも決勝でチフビミアニを技ありで破って優勝したが、グランドスラム・ウランバートルでは決勝で永山に技ありで敗れて2位だった[1][9]世界選手権では準決勝で髙藤に技ありで敗れたが3位となった[10]

IJF世界ランキングは2059ポイント獲得で1位(22/12/5現在)[11]

主な戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

  1. ^ a b c d profile
  2. ^ a b c d Judo results
  3. ^ “球芽基金會成立!郭婞淳、楊勇緯、陳念琴力挺” (中国語). TITV News 原視新聞網 (2022年3月13日). 2022年7月16日閲覧。
  4. ^ World Judo Championships 2019
  5. ^ Grand-Slam Osaka 2019
  6. ^ Doha Masters 2021
  7. ^ Olympic Games Tokyo 2020
  8. ^ World number one Yang Yung Wei claims gold
  9. ^ Ulaanbaatar Grand Slam 2022
  10. ^ Tashkent World Senior Championships 2022
  11. ^ World ranking list

関連項目

外部リンク

  • 楊勇緯 - JudoInside.com のプロフィール(英語)
  • 楊勇緯 - Facebook page
  • 楊勇緯 (@yangyungwei) - Instagram
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