椎名 千収（しいな せんしゅう、1945年（昭和20年）4月26日[1] - ）は、日本の政治家。元千葉県山武市長（3期）、元成東町長（3期）。
来歴
千葉県成東町（現・山武市）生まれ。1977年（昭和52年）10月、パリ第1大学経済学部卒業[2]。父の後を継ぎ10年以上ガソリンスタンドの経営に携わった[3]。
1990年12月、当時の成東町長の汚職に伴う出直し選挙で初当選[4]。以後、2回の選挙は無投票当選。家庭の事情や多選を慎むべきという考えから3期で退き、2006年まで家業のガソリンスタンド経営に復帰した[4]。
2006年（平成18年）3月27日、成東町・山武町・蓮沼村・松尾町が合併し山武市が発足。これに伴って4月23日に行われた市長選挙に自民党の,推薦を得て出馬し初当選した[5]。
2010年（平成22年）、連合の推薦を得て出馬し、元市議の八角公二を破り再選[6]。
2014年（平成26年）、自民党・公明党の推薦を得て市長選に出馬。さんむ医療センターの移転建て替えに反対する元市議の小川一馬を僅差で破り、3選（椎名：10,794票、小川：10,233票）[7]。
成田空港周辺地域共生財団では理事（非常勤）を務める[8]。
脚注
- ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、123頁。
- ^ 市長プロフィール - 千葉県山武市公式ホームページ[]
- ^ InterFM BUSINESS LAB. 2013年7月28日
- ^ a b “山武市長選立候補者の横顔”. 千葉日報: p. 16. (2006年4月18日)
- ^ 過去の選挙結果(2006年4月から6月まで)[]
- ^ “山武市長に椎名氏再選 地域医療の充実アピール”. 千葉日報. (2010年4月19日) 2017年3月8日閲覧。
- ^ “山武市長に椎名氏３選 病院移転建て替え訴え”. 千葉日報. (2014年4月21日) 2017年3月8日閲覧。
- ^ “公益財団法人 成田空港周辺地域共生財団 役員名簿” (PDF). 成田空港周辺地域共生財団 (2016年4月27日). 2017年4月9日閲覧。