森 元斎（もり もとなお（げんさい）、1983年 - ）は、日本の哲学者。東京都出身。専攻は、哲学・思想史。学位は博士（人間科学）（大阪大学、2015年）。
東京都立三鷹高等学校卒、中央大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院人間科学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、パリ第十大学研究員などを経て、現在、長崎大学多文化社会学部准教授[1]。
経歴
アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド哲学を中心とした現代思想や、アナキズムに関する思想の研究を行っている[2]。
著書
単著
- 『もう革命しかないもんね』晶文社、2021年
- 『国道3号線 抵抗の民衆史』共和国、2020年
- 『アナキズム入門』筑摩書房、2017年
- 『具体性の哲学』以文社、2015年
共編著
- （金森修・近藤和敬・森元斎）『VOL 05 特集：エピステモロジー』以文社、 2011年
- （ギュルベヤズ・アブドゥルラッハマン・葉柳和則・森元斎）『多文化社会学解体新書 21世紀の人文・社会科学入門』松本工房、2021年
訳書
- （グレアム・ハーマン）『思弁的実在論入門』（上尾真道との共訳）人文書院、2020年
- （コスタス・ラパヴィツァス、ハイナー・フラスベック）『ギリシア デフォルト宣言』（村澤真保呂との共訳）河出書房新社、2015年
脚注
外部リンク
- 森元斎（@GensaiM）さん / Twitter