桑原 秀侍(くわはら しゅうじ、2002年5月29日 - )は、熊本県熊本市出身[2]のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
プロ入り前
熊本市立泉ヶ丘小学校3年生から「中島サンダーズ」で軟式野球を始め、熊本市立湖東中学校では「熊本中央ボーイズ」に所属する[2]。3年生時には2017世界少年野球大会の日本代表に選出される。同大会には後に同期入団する井上朋也も選出されていた[3]。
高校は鹿児島県いちき串木野市の神村学園高等部に進学。1年生の夏からベンチ入りする[2]。2年生の夏の第101回全国高等学校野球選手権大会に出場を果たし、1回戦の対佐賀北高等学校戦では5番・左翼手で出場し、2安打1打点の活躍をする[4]。3年生の夏の第102回全国高等学校野球選手権大会はコロナ禍のなか中止となり、代替試合として行われた夏季鹿児県高等学校野球大会では、決勝戦で3番・遊撃手で先発出場し、決勝打となるソロ本塁打を放ち、9回途中から救援登板し県大会優勝を果たした[2]。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト3巡目指名され[5]、11月10日、支度金300万円、年俸360万円(金額は推定)で契約合意に達し[6]、12月10日に入団発表会見が行われた[7]。背番号は124。
ソフトバンク時代
2021年は、二軍公式戦での登板はなく、三軍戦は34試合(53回1/3)に登板して、4勝1敗、防御率2.70という成績だった[8]。10月頃に球団から二刀流の挑戦を打診され、フェニックスリーグでは代打で試合出場して安打を放ち、秋季練習からは野手の練習もスタートさせた[9]。
選手としての特徴・人物
左足を高く上げる投球フォームから、最速149km/hのストレート。変化球はフォーク、チェンジアップを投げる本格派の右腕[5]。野手としては遠投120メートル、高校通算17本塁打を記録した[5]。
詳細情報
背番号
- 124(2021年 - )
登場曲
- 「Balls Out (feat. MIYACHI & Shurkn Pap)」¥ellow bucks(2021年 - )
- 「ビリーヴ」GReeeeN(2021年 - )
脚注
注釈
出典
- ^ “ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年2月20日閲覧。
- ^ a b c d “神村学園V プロ注目桑原秀侍V弾&好救援/鹿児島”. 日刊スポーツ新聞社 (2020年7月29日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ “2017世界少年野球大会 ジャパンチーム役員、選手名簿”. 日本少年野球連盟. 2021年3月16日閲覧。
- ^ “第101回全国高校野球選手権大会 1回戦(2019年8月6日 阪神甲子園球場)”. 朝日新聞デジタル バーチャル高校野球 (2019年8月6日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ a b c “ソフトバンク、神村学園・桑原秀侍投手を育成3位指名 薩摩の二刀流侍”. 株式会社スポーツニッポン新聞社 (2020年10月26日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ “ソフトバンクが二刀流候補と入団合意 育成18歳にスカウト「投げっぷりいい」「3割20本打つ」”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年11月11日)2021年3月16日閲覧。
- ^ “2020/12/10(木) 選手 新入団会見レポ。1位井上選手は「背番号43」”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2020年12月10日). 2021年3月16日閲覧。
- ^ “”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2022年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月13日閲覧。
- ^ “ソフトバンク育成2年目・桑原秀侍「BIG チャレンジ」本格投打二刀流「どちらでも支配下を」”. 日刊スポーツ (2022年2月6日). 2022年2月13日閲覧。
- ^ “チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2021年3月16日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 桑原秀侍 - NPB.jp 日本野球機構
- 124 桑原 秀侍 選手名鑑2021 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
- 桑原秀侍 (@s.kuwahara0529) - Instagram