柏木 ハルコ(かしわぎ ハルコ、1969年11月7日[2] - )は、日本の漫画家。千葉県出身。女性。千葉県立東葛飾高等学校卒業。千葉大学園芸学部卒業。
略歴
1992年、アフタヌーン四季賞秋のコンテストで準入選(大田晴子 名義)。1993年、『ヤングサンデー増刊』に読み切り漫画「8月のタエコ」が掲載され、1995年に『いぬ』で連載デビュー[1]。女性の性欲を赤裸々に描いた作風で注目される。以降は恋愛漫画が中心だったが、2014年の『健康で文化的な最低限度の生活』で社会派漫画に挑戦しテレビドラマ化もされたヒット作となった[3]。2021年6月16日放送の『浦沢直樹の漫勉neo』では、同作の執筆に密着した[4]。
主な作品
- いぬ(1995年 - 1996年、『週刊ヤングサンデー』連載、全6巻、文庫版全4巻)
- よいこの星!(1997年 - 1998年、『週刊ヤングサンデー』連載、全6巻)
- ブラブラバンバン(1999年 - 2000年、『週刊ヤングサンデー』連載、全5巻) - 2008年3月15日に映画が公開。
- 花園メリーゴーランド(2001年 - 2002年、『ビッグコミックスピリッツ』連載、全5巻) - 5巻に岩田重則が解説を載せている。
- 鬼虫(2003年 - 2005年、『ビッグコミックスピリッツ』連載、全5巻)
- 愛・水族館(2006年、小学館、短編集) - 『ビッグコミックスピリッツ』に掲載されたもの。
- QUOJUZ(2006年、『ビッグコミックスピリッツ』連載、全2巻)
- 地平線でダンス(2007年 - 2008年、『ビッグコミックスピリッツ』連載、全5巻)
- も〜れつバンビ(2009年 - 2010年、『週刊ヤングマガジン』連載、全5巻)
- 失恋日記(2013年、祥伝社、短編集) - 「も〜れつバンビ」終了後の2年半に描いた漫画の全て。
- 健康で文化的な最低限度の生活(2014年 - 連載中、『ビッグコミックスピリッツ』連載、既刊11巻)
その他
- 『(ブラバン!甲子園)』のジャケット。
脚注
外部リンク
- 柏木ハルコ (@harukokashiwagi) - Twitter