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林咲希

林 咲希(はやし さき、1995年3月16日[2] - )は、日本の女子バスケットボール選手である。コートネームはキキ。ポジションはガードフォーワード。福岡県糸島市出身[3]ENEOSサンフラワーズ所属。

林咲希
SAKI Hayashi
ENEOSサンフラワーズ  No.7
ポジション SG
基本情報
愛称 スリーポイントメン
キキ
国籍 日本
生年月日 (1995-03-16) 1995年3月16日(28歳)
出身地 福岡県糸島市
身長 173cm (5 ft 8 in)[1]
体重 65kg (143 lb)[1]
選手経歴
2017- JX

来歴

雷山ミニバスケットボールクラブでバスケを始め、前原中学校を経て進学した精華女子高校インターハイベスト16[2]。国体で福岡県チームに選出され、準優勝[4]。高校の時はミドルシュートが得意だったが、ポジションはインサイドのパワーフォワード、センターでプレーしていた[4][5]

白鷗大学進学後にシューティングガード、スモールフォワードに転向し、3ポイントシューターとなった[4]インカレに1年から出場し、1年時は3位、2年と3年で準優勝[2]、4年時は優勝し、大会MVPと得点王を受賞した[3]

2017年、JXサンフラワーズ(現ENEOS)に加入した[6]

2019年、日本代表(A代表)に初選出され、国際強化試合・三井不動産カップのベルギー戦でデビュー[7]。2021年の東京オリンピックまで日本代表ヘッドコーチを務めたトム・ホーバスは、高確率の3ポイント成功率を記録する林を「特別なシューター」と評した[8]

2021年アジアカップから日本代表キャプテンを務める[9]

経歴

  • 精華女子高 - 白鷗大 - JX(2017年〜)

日本代表歴

  • 2015 ユニバーシアード4位[2]
  • 2017 ユニバーシアード準優勝 - 全6試合に先発出場し、日本にとって50年ぶりの銀メダルを獲得した。1試合平均13.5得点、準決勝のロシア戦は3ポイント10本中6本成功で22得点[10]、決勝のオーストラリア戦はチーム最多の16得点を記録した[11]
  • 2018 アジア競技大会3位 - 3位決定戦の台湾戦で17得点[12]
  • 2019 FIBAアジアカップ優勝 - 決勝の中国戦は3ポイント4本中3本成功で9得点[13]
  • 2019 東京五輪アジア・オセアニア地区プレ予選大会[14]
  • 2020 FIBA東京オリンピック予選
  • 2021 東京オリンピック準優勝 - 全6試合に出場。3ポイント成功率48.6%で1試合平均11.3得点した。準々決勝のベルギー戦、日本が83-85と2点ビハインドの4Q0:16に決勝のスリーポイントを決めた。これにより史上初の準決勝進出が決定した。
  • 2021 FIBAアジアカップ優勝
  • 2022 FIBAワールドカップ2022予選

脚注

  1. ^ a b “林 咲希”. 公益社団法人バスケットボール女子日本リーグ機構. 2018年3月9日閲覧。
  2. ^ a b c d “林咲希”. JX-ENEOSサンフラワーズ. 2018年3月9日閲覧。
  3. ^ a b “糸島出身・林咲希さんの白鷗大がバスケ日本一!咲希さんは、大会MVPと得点王に輝く” (2016年12月8日). 2018年3月9日閲覧。
  4. ^ a b c 白鷗大でシューターに 「一生忘れない試合」で弱さを痛感 ENEOS・林咲希24years 2021年9月28日
  5. ^ 【トッププレーヤーの高校時代】林咲希「自主練習の楽しさを知った」精華女子高校時代(前編)basketballking 2020年2月20日
  6. ^ 『JX-ENEOSサンフラワーズ 2017-2018シーズン新体制について』(プレスリリース)JXTGエネルギー株式会社、2017年3月21日http://www.noe.jxtg-group.co.jp/newsrelease/2016/20170321_01_1041862.html2018年3月9日閲覧 
  7. ^ 3P5本とシューターの林咲希が鮮烈な代表デビューバスケットボールキング
  8. ^ 日本の浮沈のカギを握る破壊力抜群のピュアシューターbasketball-zine 2021年7月27日
  9. ^ 不安な時は亡き父の言葉を胸に、3ポイント以外でも存在感を ENEOS・林咲希44years 2021年9月30日
  10. ^ 女子日本代表がロシアに快勝しユニバーシアード決勝進出の快挙! 1995年大会以来となるメダル確定も「必ず金メダルを」
  11. ^ “女子ユニバ代表のエースに君臨、前回大会の悔しさを晴らした林咲希「胸を張って帰る」”. (2017年8月29日). https://basketballking.jp/news/japan/wnational/20170829/25601.html?cx_tag=page1 2018年3月9日閲覧。 
  12. ^ 女子日本代表:「第18回アジア競技大会」3位決定戦は苦しみながらもチャイニーズ・タイペイを76-63で破り、銅メダル獲得JBA
  13. ^ 3連続3Pで日本を救った林咲希、ほぼ“ぶっつけ本番”のアジア杯は「期待に応えたかった」バスケットボールキング
  14. ^ 2019年度女子日本代表チーム「FIBA 女子 オリンピック プレ・クオリファイイング・トーナメント2019 (アジア・オセアニア) 」出場メンバー発表JBA 2019年11月5日

関連項目

外部リンク

  • JX-ENEOSサンフラワーズ選手・スタッフ紹介 林咲希
  • 林咲希 (@rmshjx7kiki) - Twitter
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