東電ピーアール株式会社(とうでんピーアール、英: TEPCO PUBLIC RELATIONS CO., LTD.は、かつて存在した東京電力の子会社の一つ。東京電力のPR施設の運営などを行っていたが、2011年に解散した。
事業内容
1984年4月に設立され、東京・渋谷の電力館や火力・水力発電所見学者向け施設、支店併設のオール電化ショールーム「Switch! Station」など、東京電力管内28か所[1] のPR施設の運営を通じて電力に関する知識の普及やオール電化の推進に取り組んできた。
2011年3月に発生した福島第一原子力発電所事故の賠償資金捻出などのため[2]、PR施設は同年5月末までに全て閉鎖[3] される。東京電力は同年6月14日に、東電ピーアールを2011年7月末までに解散する方針を決定[4] し、同年11月に清算終結となった[5]。
運営していた施設
- 都市型のPR施設
- ※電気の史料館は東京電力直轄で運営している。
- 電力館
- (TEPCO銀座館)
- (TEPCO浅草館)
- (Switch! Station)(22カ所) - オール電化提案・体感型のショールーム
- (TEPCO SONIC)(2009年閉館、2010年Switch! Stationへ転換)
- 発電所敷地内・近接のPR施設
- TEPCO電源PR館・奥利根(玉原発電所傍)
- 高瀬川テプコ館
- TEPCO GEO E SiTE 神流川
- (TEPCO鬼怒川ランド)(栗山ダム・今市ダム傍)
- TEPCO葛野川PR館
- TEPCO塩原ランド(八汐ダム傍)
- 梓川テプコ館(安曇発電所傍)
- TEPCO新エネルギーパーク
- トゥイニー・ヨコハマ
TEPCO電源PR館・須田貝
TEPCO塩原ランド
梓川テプコ館
トゥイニー・ヨコハマ
脚注
- ^ “東電、PR子会社を7月末で解散へ 土地建物の売却進める”. 産経新聞 (2011年6月14日). 2011年6月14日閲覧。[]
- ^ “東電、PR会社を清算へ 経営合理化の一環で”. 47ニュース (2011年6月14日). 2011年6月14日閲覧。[]
- ^ それぞれのPR館のホームページ<キャッシュページよりリンク>は存在するが、いずれも震災のため一般・団体(学校・企業)を含めた一切の見学・入場を中止・中断していることを記載している。
- ^ “東電、PR施設運営子会社を7月末解散へ”. 日本経済新聞 (2011年6月14日). 2011年6月14日閲覧。
- ^ 東京電力第88期第3四半期有価証券報告書 (PDF)
外部リンク
- (更新終了)
- キャッシュページ(ここから各地のPR館へリンクできるが、一部は施設閉鎖の共通のお知らせにリンクされる)
- 2011年2月10日 東京電力プレスリリース 別紙1「東京電力PR施設の概要」 - 東京電力PR施設の一覧(2011年2月10日現在)