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東 由多加(ひがし ゆたか、1945年5月12日 - 2000年4月20日)は、日本の劇作家、演出家。東京キッドブラザース主宰。
人物・来歴
台湾生まれ。長崎県立長崎西高等学校卒業、早稲田大学教育学部中退。自らの作・演出によるミュージカル80作品を上演。
略歴
伝記の記載を年譜形式のみとすることは(推奨されていません)。 |
エピソード
作家の柳美里はかつて女優を志して、東の劇団に所属していたが、東は柳に「あなたは演じるより、書きなさい」と作家になる事をすすめた。柳は自分が18歳から31歳まで15年間東といっしょに暮した「伴侶」だと言っているが[1]、柳がある既婚男性との子供を身ごもり破局した際には東が柳と同居し、柳の子供の育児のサポートを務めた。
書籍
- 『東京キッドブラザース全漂流記録集』八曜社、1977年
- 『地球よとまれ、ぼくは話したいんだ』毎日新聞社、1977年12月、講談社文庫、1981年12月15日
- 『愛を追い夢を追い 東京キッドブラザースの青春』講談社、1982年1月 (ISBN 9784061459434)
- 『ぼくたちが愛のために戦ったということを(1)――「冬のシンガポール」「失なわれた藍の色」』而立書房、1981年8月 (ISBN 9784880590462)
- 『ぼくたちが愛のために戦ったということを(2)――「哀しみのキッチン」「街のメロス」』而立書房、1982年8月 (ISBN 9784880590561)
- 『ぼくたちが愛のために戦ったということを(3)――「青春のアンデルセン」「SHIRO」』而立書房、1982年3月 (ISBN 9784880590509)
- 『ぼくたちが愛のために戦ったということを(4)――「ペルーの野球」、エッセイ』而立書房、1982年11月 (ISBN 9784880590592)
- 『Kid愛のメモリィ 東京キッドブラザース全記録集』而立書房、1984年3月
- 『夢の湖』而立書房、1989年9月 (ISBN 9784880591339)
- 『MUSICAL キッド』而立書房、1989年9月 (ISBN 9784880591346)
- 『蛍の町』而立書房、1989年12月 (ISBN 978-4880591360)
- 『東由多加が遺した言葉』而立書房、2002年4月20日 (ISBN 9784880592886)
関連書籍
外部リンク
- 東京キッドブラザース Fan Site Welcome to ∞ENDLESS∞ KIDBROS.
脚注
- ^ 柳『ファミリー・シークレット』pp.110-111