歴史
江戸時代から明治時代の美濃国および飛騨国では、地元の人々による地芝居(歌舞伎)が盛んに行なわれており、数多くの芝居小屋が建てられた。この東座もその一つである。
沿革
建築
間口は16.5 m、奥行は27.5 m、木造2階建てである。小規模な芝居小屋ではあるが、廻り舞台や花道などを備えている。客席は1階と2階にあり、収容人員は600人である。劇場形式の農村舞台である。文化財指定はなされていない。
舞台部分は日本風の建築であるが、客席部分は一部洋風建築である。これは建築時期の違いによる。かつては歌舞伎、にわか芝居、映画などに利用されていた。現在も地歌舞伎(毎年5月[2][3])の他に、大衆演劇、各種発表会、コンサートに使用されている。
交通アクセス
岐阜県の芝居小屋
岐阜県は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から昭和時代に建設された木造芝居小屋が残っている。主な芝居小屋は以下のとおりである。
脚注
外部リンク
- 東座芸能保存会(白川町)