東京女子大学短期大学部(とうきょうじょしだいがくたんきだいがくぶ、英語: Tokyo Woman's Christian University, Junior College[2])は、東京都三鷹市牟礼4-3-1に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置され、1992年に廃止された。大学の略称は東短(トンタン)。学生募集は1987年度まで。翌年度より東京女子大学が現代文化学部を短大を改組して設置したことにより短期大学部は学生募集を停止し、1992年1月27日に正式廃止となった[3]。
概要
大学全体
1960年度の学生募集時までは4つの学科を擁していたが、以後その内の3学科が廃止されて、一旦1学科となる。1966年には新に1学科が新設され、最終的には2学科体制となる。学生総数が1,000人を越えており、短期大学部にしてはかなりの規模を誇っていた。
教育および研究
- 設置されていた学科の一つである教養科には、「心理学」・「生物学」・「社会学」・「文化人類学」など人間理解を深めるための諸科目を学ぶ人間科学コース、社会学や法学の立場から現代社会を理解するための科目を学ぶ現代社会コースがあった[4]。
学風および特色
沿革
基礎データ
所在地
- 東京都三鷹市牟礼4-3-1
教育および研究
組織
学科
取得資格について
大学関係者一覧
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歴代学長
出身者
施設
キャンパス
- 東京女子大学本部とは別に、短期大学部独自のキャンパスが三鷹市にあった。大学は当初、使用しなくなった牟礼キャンパスの敷地に借地のマンションを建て、固定資産税などの維持費(年間9,000万円ほど)にかかる費用にあてる予定であったが、近隣住民の猛反対にあい、維持を断念。2005年9月に法政大学に売却され、跡地に同大学の附属中学校・高校が2007年4月に移転したために、東京女子大短期大学部時代の建物はすべて取り壊された。チャペルの一部は東京女子大学善福寺校舎の牟礼記念ホールに使用されている。
系列校
卒業後の進路について
就職について
編入学・進学実績
脚注
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『全国私立大學・短期大學入学案内』(昭和27年度用:日本私立大學協會 日本私立短期大學協會共編)
- 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(文部省大学学術局編)
- 『(教員養成課程認定大学・短期大学等総覧)』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『(進学年鑑)』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『(全国短期大学受験要覧)』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
外部リンク
- 東京女子大学歴史年表