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木下栄市

木下 栄市(きのした えいいち、1893年明治26年)4月1日[1] - 1969年昭和44年)12月18日[1])は、日本陸軍軍人。最終階級は陸軍中将

木下 栄市
生誕 1893年4月1日
日本 福岡県
死没 1969年12月18日
所属組織 日本陸軍
軍歴 1915年 - 1945年
最終階級  陸軍中将
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経歴

福岡県出身[1][2]。1915年(大正4年)5月、陸軍士官学校(27期)を卒業[1][3]。同年12月、歩兵少尉に任官し歩兵第14連隊付となる[3][4]。1925年(大正14年)11月、陸軍大学校(37期)を卒業[1][2]。のち、兵科憲兵科に転じた。

1938年(昭和13年)3月、憲兵大佐に昇進し広島憲兵隊長となった[2]。1939年(昭和14年)8月、陸軍憲兵学校幹事に就任し、支那駐屯憲兵隊総務部長、北支那派遣憲兵隊(改称)総務部長を歴任し、1941年(昭和16年)10月、陸軍少将に進級[2]

1942年(昭和17年)8月、中支那派遣憲兵隊長に就任し、1944年(昭和19年)11月、憲兵学校長に転じた[1][2]。1945年(昭和20年)4月、陸軍中将に進み終戦を迎えた[1][2]。同年12月、連合国より第三次戦犯指名され、A級戦犯として逮捕され収監。

脚注

  1. ^ a b c d e f g 『日本陸軍将官辞典』260頁。
  2. ^ a b c d e f 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』376頁。
  3. ^ a b 『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』369、376頁。
  4. ^ 『官報』第1022号、大正4年12月27日。

参考文献

  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
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