朝鮮総聯中央学院(ちょうせんそうれんちゅうおうがくいん)は、東京都八王子市叶谷町に設置されていた朝鮮総連の教育研修機関[2]。大阪府東大阪市(六万寺町)に近畿分校が設置されている[2]。現在同敷地には、2005年5月から2011年3月まで株式会社アーム電子本社工場が、2012年8月からは株式会社JVISが操業を行っている。
概要
朝鮮総聯の幹部、学習班[3]を養成する学校として1955年8月16日に東京都狛江市に創立された。また、(在日本朝鮮信用組合協会)の職員養成も行っていた[1]。つまりこの場所で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作員(スパイ)が養成されていた[4]。
日曜日は休日だが、全寮制で外出は禁止されていた。また期間中は飲酒は禁止されていた。
ここでは「総括」と呼ばれる科目があり、参加者は毎日徹底的な自己批判が求められる。
一日の生活
- 6時 - 起床
- 8時 - 朝食
- 9時~12時 - 学科
- 12時 - 昼食
- 13時~17時 - 学科
- 17時~18時 - 「総括」
- 18時 - 夕食
- 19時~ - 「総括」
脚注
- ^ a b c 設立当初は東京都狛江市にあった。あまめいし要一郎 (2008年2月3日). “”. 武蔵村山市議会議員 あまめいし要一郎の活動報告. 2010年4月11日閲覧。
- ^ a b “”. 朝鮮新報. 2008年9月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月11日閲覧。
- ^ 在日非公然活動組織、ようするに労働党員。
- ^ amame1968 (1201999183). “工作員養成所 朝鮮総連中央学院は今どこに・・・ - 武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告”. 武蔵村山市議会議員 天目石要一郎(あまめいし よういちろう)の活動報告. 2022年6月9日閲覧。
参考資料
- (金昌烈)『朝鮮総聯の大罪』宝島社 (ISBN 9784796653138)