有川 由紀(ありかわ ゆき、1946年〈昭和21年〉8月27日[2] - )は、日本の女優・ファッションモデル[2]。本名、斎藤 由紀子(おおしま ゆきこ)旧姓、横山。夫は映画監督の斎藤耕一[2]。
経歴
会社員の父の二男二女の長女。小学校時代からかわいらしさを買われ、学芸会の花形だった[1]。東京都立町田高校3年在学中に雑誌『女学生の友』(小学館)が募集した「ミス・ジュニア・フラワー」に選ばれ、洋服や着物モデルとして雑誌のグラビアを飾った[2]。高校卒業後、NHKに就職。総務部総務課に配属され、応接係として受付に勤務[1][2]。
1965年、NHKを訪れた中村登監督の目にとまり、1966年6月11日公開の『(紀ノ川)』(松竹)に司葉子、岩下志麻に伍する大役で出演し[2]、NHKを退社し松竹に入社した[2]。1970年フリー。1974年6月、映画監督の斎藤耕一と結婚し芸能界から離れた[2]。
出演
映画
- (紀ノ川)(1966年、松竹)
- おはなはん(1966年、松竹)
- (レッツゴー!高校レモン娘)(1967年、松竹)
- (シンガポールの夜は更けて)(1967年、松竹)
- (七つの顔の女)(1969年、松竹)
- (海はふりむかない)(1969年、松竹)
- (野良猫ロック セックス・ハンター)(1970年、日活)
- (東京・パリ青春の条件)(1970年、松竹・ワールドプロ
- (新兄弟仁義)(1970年、東映)
- スパルタ教育くたばれ親父(1970年、日活)