明石市立明石商業高等学校(あかししりつ あかししょうぎょうこうとうがっこう)は、兵庫県明石市(魚住町)長坂寺にある市立の商業高等学校である。明石市が設置する唯一の高等学校で、略称は「明商(めいしょう)」
明石市立明石商業高等学校 | |
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北緯34度42分20.9秒 東経134度55分13.9秒 / 北緯34.705806度 東経134.920528度座標: 北緯34度42分20.9秒 東経134度55分13.9秒 / 北緯34.705806度 東経134.920528度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 明石市 |
学区 | 全県学区 |
校訓 | 自立・親和・感謝 |
設立年月日 | 1953年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 商業科 国際会計科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D128210001423 |
高校コード | 28246E |
所在地 | 〒674-0072 |
外部リンク | 公式サイト |
(ウィキポータル 教育) ウィキプロジェクト 学校 |
設置学科
商業科
商業科の1年生は全員が共通科目を履修するが、2・3年生は2017年度入学生(65回生)よりキャリアアップコース・トータルマネジメントコース・スポーツ科学コースの3つのコースに分かれる。63回生までのスポーツ科学類型は、類型を選んだ場合は類型の生徒が1つのクラス(例えば8組)に所属して学習していたが、64回生の生徒に希望を募ったところ、希望者が少なくかつ女子が数名しか希望しなかったので、2組 - 7組に商業科ビジネス類型キャリアアップコース・商業科ビジネス類型トータルマネジメントコースの生徒と一緒にほぼ成績を均等にしてクラス編成をした。スポーツ科学コース(64回生まではスポーツ科学類型)は、「卓球、バレーボール、野球、ソフトボール、陸上競技、サッカー」の各クラブ加入者のみ選ぶことができる。なお、2022年度入学生(70回生)より2・3年生になるとアドバンスコースとスポーツ科学コースに分かれ、より専門的な学習を行うことになった。
- キャリアアップコース
- トータルマネジメントコース
- 「就職」「専門学校への進学」を目指す。特定の分野ではなく複数の分野において、ある一定以上の知識や技術を習得する。
- スポーツ科学コース
- 64回生まではスポーツ科学類型と称した。63回生までは8組がスポーツ科学類型であった。64回生は、学級減で1学年7クラスとなったこともあり生徒は2組~7組に所属し、キャリアアップコース・トータルマネジメントコースの生徒と混在して約3分の2の授業を同じ教室でうける。約3分の1の授業を各コースに分かれて授業をうける。2018年度入試合格者の希望者は、2年生よりスポーツ科学コースを選ぶことができる。スポーツ等を通じて地域に貢献できるスペシャリストの育成を目指す。ビジネスの基礎・基本を身につけ、スポーツを通じて健康を科学的に探究し、地域に貢献できる人材を育てる。
- アドバンスコース
- 自分の趣味・進路に応じた選択商業科目で進路実現を目指す。
国際会計科
2009年4月に新設。この学科はグローバル化する社会の技術進歩と情報化に対応し、会計と英語の専門性を高めた学科である。会計(簿記)、情報、英語の3つの分野を学習の柱に、「全商簿記検定1級」「日商簿記検定2級」を取得し、3年生では「国際会計検定(BATIC)」を受験して簿記の知識を深める。「全商情報処理検定1級」「全商ビジネス文書検定1級」「全商英検1級」「STEP英検2級」の取得を目指す。推薦入試で全県学区で募集。定員40名。2014年2月に行われた入試より数学が除かれ英語のみの適性検査となり、入試勉強の負担が軽くなった。また、2014年度の1年生より週あたりの学習を1時間減らし31時間にし、うち1時間を毎朝10分ずつユニット学習するので7時間目の授業がなくなり、部活動との両立がしやすくなった。 3年生ではGE(グローバルイングリッシュ)コースと、BI(ビジネスイノベーション)コースに分かれる。
- GE(グローバルイングリッシュ)コース
- 英語をより深く学ぶ。第2外国語(中国語を予定)も履修し、学びを通して人間力を高め、主体的に進路を考えるキャリア教育へと結びつける。
- BI(ビジネスイノベーション)コース
- 専門知識を深める。国際教養を履修する。
沿革
- 1953年4月1日 - 開校。明石市立望海中学校内に仮校舎を設置。
- 1954年4月12日 - 仮校舎を明石市立明石小学校内に移転。
- 1955年10月30日 - 明石市大久保町西島に独立校舎完成、移転。
- 1978年7月24日 - 現在地に移転。
- 2016年3月20日 - 第88回選抜高等学校野球大会初出場、ベスト8[1]。
- 2018年7月28日 - 第100回全国高等学校野球選手権記念大会初出場。[2]
- 2019年3月 - 第91回選抜高等学校野球大会3年ぶり2回目出場、ベスト4[3]。
- 2019年8月 - 第101回全国高等学校野球選手権大会で2年連続2回目出場、春夏連続のベスト4[4]。
- 2020年8月 - 2020年甲子園高校野球交流試合出場
著名な出身者
アクセス
全商検定
- この学校は、全商電卓珠算検定の兵庫県本部校でもある。
不祥事
脚注
- ^ “選抜高校野球:初出場明石商が8強 エース吉高が東邦完封 - 毎日新聞” (日本語). 毎日新聞2018年7月31日閲覧。
- ^ “明石商、確率野球で100回目の夏の頂点狙う/西兵庫 - 夏の地方大会 : 日刊スポーツ” (日本語). nikkansports.com2018年7月29日閲覧。
- ^ “明石商、初4強!来田が史上初同一試合で先頭弾&サヨナラ弾/センバツ”. SANSPO.COM(サンスポ) (2019年4月1日). 2019年4月2日閲覧。
- ^ “明石商、春夏連続ベスト4進出 兵庫の公立校67年ぶり 全国高校野球|19年夏の甲子園|兵庫の高校野球” (Japanese). 神戸新聞NEXT. 2019年8月22日閲覧。
- ^ 英検で生徒がカンニング 監督教員規定より少なく 兵庫・明石商業高校 産経新聞 2018年3月1日
関連項目
外部リンク
- 明石市立明石商業高等学校