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明治維新以前に日本に入国したアジア人の一覧(めいじいしんいぜんににほんににゅうこくしたあじあじんのいちらん)は、明治維新以前に、日本の領土に上陸、滞在した、ウィキペディア内に既に記事が執筆されている(または近日中に執筆される予定の)アジア人の一覧である。
自分の意思に反しての漂流もしくは拿捕による上陸を含むが、外交、政治、文化、科学、宗教などの分野においてある程度著名な者に限定し、日本の周辺の海域を通過しただけの者は含まない。
来日年と国籍、簡潔な紹介も記載する。
14世紀
15世紀
16世紀
- 姜沆(1597年、朝鮮) - 慶長の役のときに捕虜となり、日本に入国した朝鮮の文官。俘虜生活の見聞を「看羊録」にまとめたのち、朝鮮に帰国した。
17世紀
18世紀
- 伊孚九(1720年、中国) - 中国清代の画家で、来舶四大家の一人。池大雅は彼を模範にして学んだと言われている。
- 沈南蘋(1731年、中国) - 中国清代の画家で、徳川吉宗の施策により来日。彼の画風は南蘋派の形成につながり、のちには円山応挙・伊藤若冲にも影響を及ぼした。
- 費漢源(1734年、中国) - 中国清代の画家で、来舶四大家の一人。
- (金仁謙)(1763年、朝鮮) - 朝鮮通信使の書記として来日する。金仁謙の日本旅行記「日東壮遊歌」には、当時の朝鮮人の日本に対する率直な思いが記されている。
- 方西園(1764年、中国) - 中国清代の画家で、度々来日。谷文晁や渡辺崋山などの文人画家に影響を与えた。
- 張秋穀(1786年、中国) - 中国清代の画家で、来舶四大家の一人。渡辺崋山など日本の文人画家に影響を及ぼす。
19世紀
- (羅森)(1854年、中国) - ペリー艦隊の漢文通訳を務めた中国人。来日中は幕末日本の多くの要人と交流し、見聞録となる「日本日記」を著した。