早島駅(はやしまえき)は、岡山県都窪郡早島町前潟にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅である。宇野方面に向かう「宇野みなと線」と、本四備讃線に直通する「瀬戸大橋線」の、双方の愛称区間に含まれている。駅番号は宇野みなと線がJR-L06、瀬戸大橋線がJR-M06。
早島駅 | |
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駅舎(2005年9月) | |
はやしま Hayashima | |
◄JR-L05/M05 備中箕島 (1.7 km) (1.4 km) 久々原 JR-L07/M07► | |
所在地 | 岡山県都窪郡早島町前潟589番地2 |
駅番号 | JR-L06(宇野みなと線) JR-M06(瀬戸大橋線) |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | L 宇野線(宇野みなと線) (M 瀬戸大橋線含む) |
キロ程 | 11.9 km(岡山起点) |
電報略号 | ハヤ |
駅構造 | 地上駅 |
(ホーム) | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 934人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)6月12日 |
備考 | 無人駅[1](自動券売機 有) |
当駅には快速「マリンライナー」の約半数が停車する。
歴史
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。駅舎は岡山方面行きホーム側にあり、上下ホームは跨線橋で結ばれている。複線化工事完成によりホーム前後の分岐器はなくなったが、隣の備中箕島駅手前で単線となる箇所までの複線部分も当駅の構内扱いとなったため、(場内・出発信号機)は引き続き設置されている。この観点から見た場合、当駅は岡山方単線・茶屋町方複線の行き違い駅といえる。
岡山駅[4]が管理する無人駅で、簡易型の自動改札機、近距離切符の自動券売機がある。トイレは、男女兼用。ICOCAおよびその相互利用対象ICカードの利用可能駅。2015年にホームの嵩上げが実施された。
のりば
※岡山駅 - 茶屋町駅間では、児島方面発着系統が「瀬戸大橋線」、宇野発着系統が「宇野みなと線」と、それぞれ案内される。
有人駅時代の改札口(2005年9月)
ホーム(2005年9月)
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 850 |
2000 | 875 |
2001 | 865 |
2002 | 881 |
2003 | 901 |
2004 | 889 |
2005 | 907 |
2006 | 887 |
2007 | 903 |
2008 | 926 |
2009 | 927 |
2010 | 951 |
2011 | 982 |
2012 | 1,023 |
2013 | 1,030 |
2014 | 1,046 |
2015 | 1,128 |
2016 | 1,181 |
2017 | 1,200 |
2018 | 1,238 |
2019 | 1,217 |
2020 | 941 |
2021 | 934 |
駅周辺
- 早島町役場
- 早島郵便局
- 中国銀行早島支店
- トマト銀行早島支店
- 玉島信用金庫早島支店
- マルナカ早島店
- 岡山県道152号倉敷妹尾線
- 岡山県道185号早島停車場線
- 国道2号岡山バイパス
- 瀬戸中央自動車道・山陽自動車道早島インターチェンジ
- 倉敷警察署早島交番
- ゆるびの舍(早島図書館)
- ハローズ本部・物流センター
- 岡山県総合展示場コンベックス岡山
- 岡山県立早島支援学校
- 国立病院機構南岡山医療センター
その他
- 駅周辺の複線化の計画について、用地買収などで難航していたが、2009年(平成21年)1月25日に備中箕島 - 茶屋町間の複線工事区間の供用が開始された。
隣の駅
脚注
- ^ a b c . 山陽新聞. (2020年2月25日). オリジナルの2020年12月23日時点におけるアーカイブ。2020年12月23日閲覧。
- ^ “早島駅 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2020年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月31日閲覧。
- ^ (PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道岡山支社、2020年1月30日。 オリジナルの2020年2月2日時点におけるアーカイブ2020年2月2日閲覧。 。
- ^ 以前は児島駅の管理だった。岡山駅への移管時期は不明だが、少なくとも2012年2月の段階では大元 - 久々原間が移管されている。(出典:国鉄西日本動力車労働組合『動労西日本申第1号(春闘要求書)』、2012年2月3日)。
- ^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 早島駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道