在中日本人(ざいちゅうにほんじん)とは、中国や台湾で生活する日本人のことである。 2018年10月現在、中華人民共和国(香港とマカオを含む)に3ヶ月以上在留している日本国籍保有者の数は171,763人で、アメリカ合衆国在留に次ぐ人数となっている[1]。最も多い都市は上海市の40,747人[1]。中華民国に在留している日本国籍保有者の数は24,280人[1]。中国在留者のうち永住者は2.7%で[1]、ほとんどの人は将来、日本に戻る予定がある。
歴史
第二次世界大戦前後
「中国残留日本人」も参照
1932年3月1日の満州国建国以降、日本の内地から満州への移住(満蒙開拓移民)が実行され、約32万人の開拓民が送り込まれることとなった。終戦に伴い、日本人開拓民らの集団引き揚げが実施されたが、敗戦後の混乱の中で総計2700人の残留婦人・残留孤児が日本への帰国を果たせなかった。
21世紀
両国間の貿易額の増加に伴い、中国の在中日本人の数は2011年までの10年で5万3000人から14万1000人と、約3倍に跳ね上がったが、2012年10月の150,399人をピークに近年は減少し続けている[1]。2012年9月に尖閣諸島国有化があった。
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在中日本人学校
- 中華人民共和国
- 中華民国(台湾)
- (台中日本人学校)(ZH)< 公式サイト >
- 台北日本人学校(台北市日僑学校)(特支学級はないが個別支援)< 公式サイト >
- (高雄日本人学校)(ZH)< 公式サイト >
- 中国(香港)
- 香港日本人学校香港校小学部(特支 「特別支援教室」) < 公式サイト > – 1966年(昭和41年)開校。
- 香港日本人学校大埔校 (特支 「特別支援教室」)< 公式サイト >
- 香港日本人学校香港校中学部(特支 「特別支援教室」) < 公式サイト >
日系中国人
日本にルーツを持つ中国国籍所持者は日系中国人(にっけいちゅうごくじん)という。