日本電波工業株式会社（にほんでんぱこうぎょう、英: Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd.）は、東京都渋谷区に本社を置く、日本の水晶デバイス製造メーカー。
| 本社が入居するメルクマール京王笹塚 | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 東証プライム 6779 |
| 略称 | 日電波、NDK |
| 本社所在地 | 日本 東京都渋谷区笹塚1-47-1メルクマール京王笹塚 |
| 設立 | 1948年4月15日 |
| 業種 | (電気機器) |
| 法人番号 | 1011001017865 |
| 事業内容 | 水晶デバイスの一貫製造・販売 |
| 代表者 | 加藤啓美（代表取締役社長） |
| 資本金 | 106億4900万円 （2019年3月31日現在） |
| 発行済株式総数 | 20,757,905株 （2019年3月31日現在） |
| 売上高 | 連結:424億98百万円 単体:375億53百万円 （2019年3月期） |
| 純資産 | 単体:114億88百万円 （2019年3月末現在） |
| 総資産 | 連結:607億84百万円 単体:554億71百万円 （2019年3月末現在） |
| 従業員数 | 連結：3,298名 単体：850名 （2019年3月31日現在） |
| 決算期 | 3月31日 |
| 主要株主 | りそな銀行 3.40% 丸三証券 3.33% 竹内敏晃 3.17% 埼玉りそな銀行 3.10% （2019年3月31日現在） |
| 外部リンク | https://www.ndk.com/jp/index.html |
概要
内製する人工水晶を材料として水晶振動子、水晶発振器、水晶フィルタ、光学用フィルタ、弾性表面波フィルタ（SAWフィルタ）などの水晶デバイスを製造している。また、医療用の超音波診断装置に使用される超音波探触子も製造している。最近では、周波数シンセサイザやQCMセンサーも開発している。
沿革
- 1948年 - 会社設立。
- 1949年 - 水晶振動子の製造、販売を開始。
- 1954年 - 東京都渋谷区西原に本社を移転。
- 1958年 - 人工水晶育成の工業化に成功。
- 1959年 - 水晶フィルタの製造を開始。
- 1960年 - 水晶発振器の製造を開始。
- 1963年 - 株式を日本証券業協会に店頭登録。
- 1979年 - 弾性表面波フィルタ（SAWフィルタ）を開発・工業化。
- 1990年
- 1998年 - 東京証券取引所 市場第一部に上場。
- 2004年 - 北海道千歳市に千歳テクニカルセンターを開設。
- 2005年 - 東京都渋谷区笹塚の笹塚NAビルに本社を移転。
- 2015年 - メルクマール京王笹塚に本社を移転。
主な商品
事業所
関連会社
育成炉の爆発事故
2009年12月7日、日本電波工業の子会社NDK Crystal Inc.（米国イリノイ州）において、オートクレーブ（高圧力人工水晶育成炉）が爆発し、オートクレーブ本体、建物の外壁を吹き飛ばす事故を起こした。これにより同社敷地から数百メートル離れた現地の人が飛来した破片により死亡した[1]。
外部リンク
- 日本電波工業株式会社