東京リスマチック株式会社(とうきょうリスマチック)は、東京都内に店舗展開するDTPサービス・ビューロー。持株会社である株式会社日本創発グループが東京証券取引所スタンダード市場に上場している。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証JQ 7861 1998年7月17日 - 2014年12月26日 |
本社所在地 | 日本 〒101-0047 東京都千代田区内神田2-14-6 神田アネックスビル |
設立 | 1972年11月30日 |
業種 | (その他製品) |
法人番号 | 2011501007761 |
代表者 | 代表取締役社長 寺澤 眞一 |
資本金 | 12億7960万円 |
売上高 | 単体177億7753万円 連結220億816万円 (2014年12月期) |
純資産 | 単体77億9216万円 連結100億637万円 (2014年12月) |
総資産 | 単体304億3410万円 連結328億5882万円 (2014年12月) |
従業員数 | 単体912人、連結1472人 (2014年12月) |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 | 株式会社日本創発グループ |
外部リンク | https://www.lithmatic.net/ |
事業内容
- サービス事業
- 印刷事業
- オフセット印刷生産受託
- DMトータルサービス
概要
印刷物のオフセット製版を目的に1972年に会社設立、その後、1986年に東京、1987年に大阪で写研出力業務を開始、 1992年にサービスビューロー事業(顧客からデジタル原稿を預かり一定の加工を施した上、印画紙、フィルムを出力するDTP出力サービスなど)を開始。 他にもオンデマンド印刷やオフセット印刷、サインディスプレイといったあらゆるプリント(印刷)を取り扱っている。 また、2012年に高精細の3Dプリンタを使用した立体造形出力サービスを開始し、名目上2D、3D問わずあらゆるデータの出力が行えるようになった。 1998年にジャスダック市場へ上場。
2015年1月5日に単独株式移転により持株会社株式会社日本創発グループを設立し、持株会社体制に移行した[1]。これに伴い東京リスマチックに代わり、日本創発グループがジャスダック上場企業となった[2]。
沿革
- 1972年11月 - 印刷物のオフセット製版を目的として東京都中央区にて、東京リスマチック株式会社を設立
- 1980年12月 - 東京都板橋区に独ハイデル社製A全印刷機5台を導入し、印刷業務を開始
- 1982年3月 - 東京都中央区に独ローランド社製A全両面機を導入し、印刷業務を拡充
- 1984年12月 - 東京都豊島区にライノトロンシステムを導入し、電子組版業務を開始
- 1986年3月 - 東京都江東区に森下工場を開設。印刷業務の統合による印刷事業の確立
- 1986年4月 - 東京都千代田区に写研出力センターを開設し、写研出力業務を開始
- 1987年8月 - 大阪市西区に写研出力センターを開設し、関西地区への進出を図る
- 1992年9月 - 東京都新宿区にDTP出力サービス等のサービスビューロー事業を開始
- 1995年12月 - 東京都中央区にオンデマンド印刷機を導入し、オンデマンド事業を開始
- 1996年2月 - 東京都千代田区にWindows DTPを実用化する目的でWindows事業を開始
- 1996年8月 - 都内のサービスビューロー事業部においてインターネットによるデータ入稿サービスを開始
- 1996年11月 - 定款を一部変更し、製版業からサービス業とし、デジタル化に適応する企業体を標榜する
- 1997年3月 - 東京都新宿区に高性能プロッターを導入し、サイン・ディスプレイ事業を開始
- 1997年4月 - 東京都荒川区に校正機を導入し、プルーフ事業を開始
- 1998年7月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録
- 2000年5月 - 本社(管理部門)を東京都板橋区から東京都荒川区東日暮里6-41-8に移設
- 2002年3月 - 第一製版株式会社を株式取得により子会社とする
- 2002年9月 - 東京都板橋区舟渡に西台工場を開設
- 2003年12月 - 大阪西センター・大阪北センターを閉鎖
- 2004年12月 - ジャスダック証券取引所に株式を上場
- 2005年9月 - 東京都板橋区舟渡に舟渡工場並びにサインディスプレイスタジオ板橋を開設
- 2007年1月 - 羽陽美術印刷株式会社を株式取得により子会社とする
- 2007年8月 - 株式会社サンエーを株式取得により子会社とする
- 2008年3月 - ミナト印刷紙工株式会社を株式取得により子会社とする
- 2008年6月 - 株式会社プレシーズを株式取得により子会社とする
- 2008年12月 - 有限会社TKOを吸収合併
- 2008年12月 - カガク印刷株式会社を株式取得により子会社とする
- 2009年6月 - 株式会社プレシーズ(連結子会社)が、株式会社アクセスを株式取得後吸収合併
- 2009年7月 - 第一製版株式会社(連結子会社)を吸収合併
- 2009年10月 - 株式会社タイヨーグラフィックを株式取得により子会社とする
- 2009年10月 - 株式会社キャドセンターを株式取得により子会社とする
- 2010年2月 - 東京都板橋区舟渡工場内に舟渡PODを開設
- 2010年4月 - ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
- 2010年9月 - 株式会社プレシーズ(連結子会社)が、株式会社タイヨーグラフィック(連結子会社)を吸収合併
- 2010年12月 - 株式会社プレシーズ(連結子会社)が、ミナト印刷紙工株式会社(連結子会社)を吸収合併
- 2010年12月 - カガク印刷株式会社(連結子会社)が、株式会社サンエー(連結子会社)を吸収合併し、商号をサンエーカガク印刷株式会社とする
- 2011年1月 - 株式会社大熊整美堂を株式取得により子会社とする
- 2012年2月 - 成旺印刷株式会社を株式交換により子会社とする
- 2012年4月 - 3D立体造形出力サービスを開始
- 2012年7月 - プリンティングイン株式会社を株式取得により子会社とする
- 2012年10月 - 株式会社キョーコロを株式取得により子会社とする
- 2012年11月 - サインディスプレイスタジオ芝公園を開設
- 2013年1月 - 羽陽美術印刷株式会社(連結子会社)を吸収合併
- 2013年7月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード) に上場
- 2013年10月 - 株式会社ポパルを株式取得により子会社とする
- 2014年4月 - 東京都板橋区舟渡に新舟渡工場を建設
- 2014年5月 - 東京都文京区小石川の小石川工場を閉鎖
- 2014年5月 - 千葉県市川市の市川塩浜工場を閉鎖
- 2014年10月 - 株式会社美松堂を株式取得により子会社とする
- 2014年10月 - 株式会社メディコス・エンタテインメントを株式取得により子会社とする
- 2014年10月 - 株式会社エム・ピー・ビーを株式取得により子会社とする
- 2014年10月 - 単独株式移転による純粋持株会社設立のための株式移転計画の株主総会決議
- 2014年12月 - 株式会社アスティを株式交換により子会社とする
- 2014年12月26日 - 上場廃止となる
日本創発グループ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 東証スタンダード 7814 2015年1月5日上場 |
本社所在地 | 日本 〒116-0014 東京都台東区上野3-24-6 上野フロンティアタワー14階 |
設立 | 2015年1月5日 |
業種 | (その他製品) |
法人番号 | 9011501020139 |
代表者 | 代表取締役社長 藤田 一郎 |
資本金 | 4億円 |
決算期 | 12月31日 |
主要株主 | 株式会社TKO 38.35% 日本創発グループ従業員持株会 7.09% 株式会社ウイルコホールディングス 2.98% (2022年6月) |
主要子会社 | 東京リスマチック株式会社 |
外部リンク | http://www.jcpg.co.jp/ |
沿革
- 2015年1月5日 - 東京リスマチック株式会社が単独株式移転の方法により株式会社日本創発グループを設立し、株式を東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード)に上場
- 2015年4月 - 東京リスマチックの関係会社管理事業を会社分割(吸収分割)の方法により承継する
- 2015年7月 - 株式会社サカモトを株式取得により子会社とする
- 2016年7月 - 株式会社ソニックジャムを株式取得により子会社とする
- 2016年9月 - クラウドゲート株式会社を株式交換により子会社とする
- 2016年10月 - 株式会社コローレを株式取得により子会社とする
- 2017年1月 - 株式会社FIVESTARinteractiveを株式取得により子会社とする
- 2017年1月 - 株式会社ダンホールディングスを株式取得により子会社としたことに伴い、同社の子会社ダンサイエンス株式会社他6社を子会社とする
- 2017年3月 - 株式会社ダンホールディングスを吸収合併
- 2017年7月 - 株式会社あミューズを株式取得により子会社とする
- 2017年7月 - 宏和樹脂工業株式会社を株式取得により子会社とする
- 2017年7月 - 株式会社エヌビー社を株式取得により子会社とする
- 2017年10月 - 株式会社Playceを株式取得により子会社とする
- 2017年10月 - 株式会社ハル工房、株式会社イーストグラフィックスを株式取得により子会社とする
- 2017年10月 グラフィックグループ株式会社を株式取得により子会社としたことに伴い、同社の子会社日経印刷株式会社、 日経土地株式会社を子会社とする。
- 2017年12月 - グラフィックグループ株式会社を吸収合併
- 2018年4月 - カタオカプラセス株式会社を株式取得により子会社とする
- 2018年6月 - 田中産業株式会社を第三者割当増資引受により子会社としたことに伴い、同社の子会社株式会社MGSを子会社とする
- 2019年4月 - 株式会社スマイルを株式取得により子会社とする
- 2020年1月 - 普通株式1株につき4株の割合で株式分割を実施
- 2020年1月 - 研精堂印刷株式会社を株式取得及び支配力基準の適用により子会社(持株比率44.96%)とする
- 2020年1月 - 株式会社サン・エム・コーポレーションを株式取得により子会社とする
- 2020年1月 - 株式会社APホールディングスを株式取得により子会社としたことに伴い、同社の子会社株式会社アプライズを子会社とする。
- 2020年4月 - 新日本工芸株式会社を株式取得により子会社とする
- 2020年10月 - 株式会社APホールディングスを吸収合併
- 2021年1月 - ダンサイエンス株式会社を株式譲渡により売却
- 2021年2月 - 明和物産株式会社を株式譲渡により株式会社カクヤスグループへ売却
- 2021年4月 - 株式会社エグゼクションを株式譲渡により株式会社パワーソリューションズへ売却
- 2021年5月 - 株式会社アド・クレールを株式交換により子会社とする
- 2021年10月 - 株式会社小西印刷所を株式取得により子会社とする
- 2022年1月 - 株式会社ダイアモンドヘッズを株式取得により子会社とする
- 2022年2月 - 株式会社バークインスタイルを株式取得により子会社とする
- 2022年4月 - 株式会社サカモト(連結子会社)が、株式会社あミューズ(連結子会社)が吸収合併し、商号を株式会社funboxとする
- 2022年4月 - 株式会社ワン・パブリッシングを第三者割当増資の引受けにより子会社とする
- 2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所スタンダード市場に移行
- 2022年4月 - 株式会社リングストンを株式の追加取得により子会社とする
- 2022年10月 - ジャパンブロードキャストソリューションズ株式会社を第三者割当増資の引受けにより子会社とする
- 2022年10月 - 有限会社アムを子会社としたことに伴い、同社の子会社大光宣伝株式会社を子会社とする
連結子会社
- 東京リスマチック株式会社
- 日経印刷株式会社
- 研精堂印刷株式会社
- 株式会社美松堂
- 株式会社小西印刷所
- 株式会社リングストン
- 田中産業株式会社
- 株式会社MGS
- 宏和樹脂工業株式会社
- 株式会社アプライズ
- サンエーカガク印刷株式会社
- 成旺印刷株式会社
- 株式会社大熊整美堂
- 株式会社エム・ピー・ビー
- 株式会社キャドセンター
- クラウドゲート株式会社
- 株式会社ソニックジャム
- 株式会社ファイブスターインタラクティブ
- 株式会社ポパル
- 株式会社アスティ
- 株式会社プレシーズ
- プリンティングイン株式会社
- 株式会社ダイアモンドヘッズ
- 株式会社バークインスタイル
- 株式会社ワン・パブリッシング(学研プラスとの共同出資、同社の一部雑誌・書籍・WEBメディアを移管)[3]
- 株式会社funbox
- 株式会社メディコス・エンタテインメント
- 株式会社コローレ
- 株式会社エヌビー社
- 新日本工芸株式会社
- 株式会社スマイル
- ジャパンブロードキャストソリューションズ株式会社
非連結子会社
- 株式会社ビアンコ
- 株式会社ハルプロモーション
- 株式会社ササオジーエス
- カタオカプラセス株式会社
- 株式会社マーケティングディレクションズ
- 株式会社キョーコロ
- 株式会社Playce
- 株式会社ジー・ワン
- 株式会社プロモ
- 株式会社アド・クレール
- Visolab株式会社
- 株式会社アエックス
- 株式会社立体造形工房
- 株式会社ポパルプロダクツ
- 株式会社サン・エム・コーポレーション
脚注
外部リンク
- 東京リスマチック株式会社
- 株式会社日本創発グループ