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日本ミステリー文学大賞新人賞

日本ミステリー文学大賞新人賞(にほんミステリーぶんがくたいしょうしんじんしょう)は、(光文文化財団)が主催する公募新人文学賞である[1]。400字詰め原稿用紙換算で350枚から600枚の、広義のミステリー作品を募集する[1]。受賞者には正賞としてシエラザード像、副賞として賞金500万円が与えられる[1]

同財団が主催するミステリーの賞にはほかに、推理小説の発展に貢献のあった作家・評論家に贈られる日本ミステリー文学大賞がある。

選考委員

受賞作一覧

初刊は光文社、文庫は光文社文庫から刊行される。

回(年度) 応募総数 著者 タイトル 初刊 文庫化
第1回(1997年度) 252編 受賞 井谷昌喜 クライシスF 1998年3月 1999年8月
候補 紀尾奈椎 OWL〜オウル
白岩りん 冬の回廊
清水生成 ルーズフィット
第2回(1998年度) 166編 受賞 大石直紀 パレスチナから来た少女 1999年3月 2001年3月
候補 乙丸出穂 火宴
橘恭平 悲死病棟
清水生成
葵田栄太郎 夏の日差しと優しい風
第3回(1999年度) 139編 受賞 高野裕美子 サイレント・ナイト 2000年3月 2002年6月
候補 松尾詩朗 彼は残業だったので 2000年6月
柊遠海 傷つけるものの容(かたち)をして
海老沼三郎 米軍基地から来た女
市川智洋 エンジェル
第4回(2000年度) 134編 佳作 成定春彦 HEAT 2001年3月
菅野奈津 涙の川 2001年3月
候補 松本真樹 脂肪の塊/悪い夢
田島歩 漂流者よ、目を覚ませ
第5回(2001年度) 147編 受賞 岡田秀文 太閤暗殺 2002年3月 2004年3月
2012年6月(双葉文庫)
候補 福田栄一 Posse
横山仁 戦火いまだ止まず
第6回(2002年度) 138編 受賞 三上洸 アリスの夜 2003年3月
候補 河野達哉 鏡像
横山仁 蘭とはただ散りゆくもの
第7回(2003年度) 148編 該当作なし
候補 前川裕 怨恨殺人(グラッジキリング)
白鳥翔 裁かれぬ殺人者
東山千里 白い夜
戸田有哉 RUN
第8回(2004年度) 152編 受賞 新井政彦 ユグノーの呪い 2005年3月 2007年3月
候補 南藤明謬 赤心人ヲ殺ス――寛文上杉家連続殺人事件
門脇啓 サンザシの丘
児島毅 アルゴリズムの鬼手
第9回(2005年度) 140編 該当作なし
候補 白井八郎 レッドストーム
川中大樹 新生の季節
市川智洋 ストラスブールの羊飼い
中川裕子 かげろふ鬼の棺
真観屋七音 どつぼ
第10回(2006年度) 123編 受賞 海野碧 水上のパッサカリア 2007年3月 2009年8月
候補 市川智洋 マリオネットの行方
田村優之 ジェリーフィッシュの歌が聞こえる
西岡慎吾 抗う君には奇跡を
第11回(2007年度) 113編 受賞 緒川怜 霧のソレア[注 1] 2008年3月 2010年3月
候補 松村美香 アプサラが微笑むとき
阪本慎一 闇の蝶
市川智洋 青の迷路(ピグメント・ブルー)
第12回(2008年度) 151編 受賞 結城充考 プラ・バロック 2009年3月 2011年3月
候補 戸南浩平 輝きすぎる夏
菊谷智恵子 コヨーテ・パズル[注 2] 2013年3月
石川角白 濡れた翼の銀のいろ
第13回(2009年度) 166編 受賞 両角長彦 ラガド 煉獄の教室[注 3] 2010年2月 2012年3月
候補 沢見一葉 孤独者たちのカノン
高田亮 天国は激しく襲われる
戸南浩平 おつきさま
第14回(2010年度) 168編 受賞 石川渓月 煙が目にしみる[注 4] 2011年2月 2013年3月
望月諒子 大絵画展 2010年2月 2013年3月
候補 市川智洋 明日への飛翔
戸南浩平 青の彼方へなお遠く
第15回(2011年度) 157編 受賞 前川裕 クリーピー 2012年2月 2014年3月
川中大樹 茉莉花(サンパギータ) 2012年2月 2014年3月
候補 市川智洋 伏流水
戸南浩平 BALANCE(バランス)
第16回(2012年度) 166編 受賞 葉真中顕 ロスト・ケア 2013年2月 2015年2月
候補 市川智洋 スパイダー ドリーム
富原田りんね ダブルムーンにくちづけを
夏みちる ツバサ
第17回(2013年度) 203編 受賞 嶋中潤[注 5] 代理処罰[注 6] 2014年2月 2016年3月
候補 栁沼庸介 コンプライアンス
戸南浩平 炎冠
村瀬渉 沈黙の祈り
第18回(2014年度) 173編 受賞 直原冬明 十二月八日の幻影[注 7] 2015年2月 2017年2月
候補 榊諒悟 キャピタリスト
戸南浩平 ワルモン
吉原啓二 GMモンスター
第19回(2015年度) 172編 受賞 (嶺里俊介) 星宿る虫 2016年2月 2018年3月
候補 碓井圭 罪を継ぐ者
吉田直生 捕食者
斉木円 モダン・グラディエーター
第20回(2016年度) 194編 受賞 (戸南浩平)[2] 木足の猿[注 8] 2017年2月 2019年3月
候補 松野美加子 泳いだ人
越尾圭 さいはての楽園
吉原啓二 ハンドラー
第21回(2017年度) 183編 受賞 (北原真理)[注 9][3] 沸点桜(ボイルドフラワー) 2018年2月 2020年3月
候補 雨地草太郎 幻狼亭事件
犬塚理人 蒼ざめた馬に乗れ
斎堂琴湖 レンタル探偵と雪の街
第22回(2018年度) 139編 受賞 (辻寛之) インソムニア[注 10] 2019年2月 2021年3月
候補 越尾圭 まぼろしの人
斎堂琴湖 アクリルムーン
システムL 神なき国に
服部倫 捕食寄生
第23回(2019年度) 139編 受賞 城戸喜由[注 11] 暗黒残酷監獄 2020年2月 2022年3月
候補 麻加朋 フランケン・ドリーマー
寺田剛 三月に舞った免罪符
西形明将 ジャンヌ・ダルクの事件簿
第24回(2020年度) 138編 受賞 茜灯里 馬疫[注 12] 2021年2月 2023年3月
候補 麻加朋 破綻譜セレナーデ
椎名勇一郎 ME
山本純嗣 贖罪の羊、虎を喰む
第25回(2021年度) 132編 受賞 麻加朋 青い雪 2022年2月 
大谷睦 クラウドの城 2022年2月
候補 黒澤主計 人間たちにはわからない
斎堂琴湖 荊姫は電気兎の夢を見る
第26回(2022年度) 147編 受賞 柴田祐紀 60%
候補 伊藤信吾 第一号法廷の死
榛葉丈 残叫
山本純嗣 夜明けの篝火

受賞者によるアンソロジー

  • 街は謎でいっぱい~日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作家アンソロジー~ (2018年5月 光文社文庫)
    • 大石直紀、岡田秀文、新井政彦、望月諒子、嶺里俊介
  • 街を歩けば謎に当たる~日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作家アンソロジー2~ (2019年6月 光文社文庫)
    • 海野碧、両角長彦、石川渓月、川中大樹、前川裕

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 応募時のタイトルは「滑走路34」
  2. ^ 応募時のタイトルは「米墨国境の闇――コヨーテ・パズル――」
  3. ^ 応募時のタイトルは「ラガド」
  4. ^ 応募時のタイトルは「ハッピーエンドは嵐の予感」
  5. ^ 応募時の筆名は市川智洋
  6. ^ 応募時のタイトルは「カウントダウン168」
  7. ^ 応募時のタイトルは「一二月八日の奇術師」
  8. ^ 応募時のタイトルは「白骨(しらほね)の首(こうべ)」
  9. ^ 応募時の筆名は北祓丐コ(きたはら・こうこ)
  10. ^ 応募時のタイトルは「エンドレス・スリープ」
  11. ^ 応募時の筆名は城戸準吾
  12. ^ 応募時のタイトルは「オリンピックに駿馬は狂騒(くる)う」

出典

  1. ^ a b c “日本の文学賞、どの賞をとればどれくらい賞金がもらえるの?”. マイナビニュース (2013年3月14日). 2017年12月16日閲覧。
  2. ^ ミステリー文学大賞:作家の佐々木譲さんに - 毎日新聞
  3. ^ “日本ミステリー文学大賞 作家の夢枕獏さんに”. 毎日新聞 (2017年10月25日). 2017年12月16日閲覧。

関連項目

光文文化財団が主催する賞

外部リンク

  • 日本ミステリー文学大賞新人賞 光文文化財団 光文社
  • 日本ミステリー文学大賞新人賞作品募集 光文文化財団 光文社
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