『旅路 村でいちばんの首吊りの木』(たびじ むらでいちばんのくびつりのき)は、1986年制作の日本のサスペンス映画。辻真先原作の短篇小説(1986年、中央公論社刊)の映画化。神山征二郎監督。
あらすじ
名古屋のあるマンションの一室で、この部屋に住む晴子という女性が手首を切り落とされた死体で発見された。警察は事件の重要参考人として寺岡弘一という男の行方を追うが、奥飛騨の小さな村に住む彼の母親・美佐子は息子の無実を信じていた。
だが、彼女から手紙を受け取った東大受験を目指すため東京の女子高に通う美佐子の娘で弘一の妹の紀美子はある疑念を抱く。やがて、美佐子と紀美子の手紙のやりとりの中で、事件の真相が解明されていく。