日本製鉄鹿島火力発電所(にっぽんせいてつかしまかりょくはつでんしょ)は、茨城県鹿嶋市の日本製鉄東日本製鉄所鹿島地区にある火力発電所。隣接して鹿島共同火力鹿島共同発電所がある。
歴史
2007年に「住友金属鹿島火力発電所」として運用を開始した発電所であり、日本製鉄が電力卸供給事業((IPP)事業)として東京電力に電力を供給している[1]。
2号機の増設計画では、東京電力が実施した2012年度電力卸供給入札募集に対し、新日鐵住金と電源開発が共同で応札し、落札者となったことから、発電事業を実施する共同出資会社として、2013年12月に設立された(鹿島パワー)が当発電所構内に2号機を計画、2016年8月現在、建設に向けた環境アセスメントの手続きが行われている[2]。2号機は2016年11月1日から建設を開始し、2020年7月1日に運転が始まった[3][4]。
発電設備
- 敷地面積:約139,000m2
- 1号機
- 定格出力:50.7万kW
- 使用燃料:石炭
- 蒸気条件:超臨界圧(Super Critical)
- 営業運転開始:2007年6月
東北地方太平洋沖地震による被害
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、鹿島製鉄所とともに運転を停止。製鉄所の復旧作業に合わせ、3月25日に運転を再開、26日には100%稼動を達成した[5]。
アクセス
- 高速バス
出典
関連項目
外部リンク
- 日本製鉄鹿島火力発電所
- 鹿島パワー
座標: 北緯35度56分51.4秒 東経140度41分23.5秒 / 北緯35.947611度 東経140.689861度