新北海鋼業株式会社(しんほっかいこうぎょう、英文社名 SHIN-HOKKAI STEEL CO., LTD.)は、かつて存在した鉄鋼メーカー(電気炉メーカー)。北海道小樽市を拠点としていた。大阪製鐵および新日鐵住金グループ。
概要
電気炉を持ち、鉄スクラップを原料に製鋼を行い鉄鋼製品を生産する、「電気炉メーカー」と呼ばれる鉄鋼メーカーの一つであった。主に、鉄筋コンクリート用の(丸鋼)と異形棒鋼を生産していた。小樽市銭函に、本社と製造拠点の本社工場を置いていた。
沿革
- 1936年(昭和11年)4月 - 前身の北海鋼業株式会社設立。
- 1961年(昭和36年)7月 - 新日鉄の前身富士製鐵が資本参加。
- 1962年(昭和37年)7月 - 電気炉を新設。
- 1965年(昭和40年)1月 - 日綿實業(後のニチメン、現・双日)が資本参加、同社の系列企業に。
- 1999年(平成11年)4月 - 北海鋼業の営業権を引き継ぎ、新北海鋼業株式会社設立。
- 2014年(平成26年)2月19日 - 3月末を目途として事業活動を停止し、営業権を清水鋼鐵へ一部譲渡することを取締役会で決議。新規の受注も同日をもって停止[1]。
- 2014年(平成26年)3月31日 - 親会社の大阪製鐵取締役会が、当社の解散を決議[2]。
- 2016年(平成28年)2月26日 - 清算結了[3]。
脚注
関連項目
- (普通鋼電炉工業会) - 電気炉メーカーの業界団体。加盟団体の一つ。