新世紀ベビー(しんせいきベビー)は21世紀最初の年である2001年生まれの赤ちゃん、またその年に生まれた人々のことを指す場合もある。新世紀ベイビーとも。ミレニアムベビーに対する言葉である。
概要
年 | 1999 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 |
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出生数 | 1,177,669 | 1,190,547 | 1,170,662 | 1,153,855 | 1,123,610 |
出生率 | 9.4 | 9.5 | 9.3 | 9.2 | 8.9 |
合計特殊出生率 | 1.34 | 1.36 | 1.33 | 1.32 | 1.29 |
日本の2001年(平成13年)における出生数は1,170,662で、前年の1,190,547人より減少しており[1]、ミレニアムベビーのように増加はしなかった。2000年のミレニアム・ベビーブームにより出生数が多かった韓国でも減少している[2]。皇族では2001年12月1日に愛子内親王が生まれ、日本における皇太子(現・今上天皇)の第1子であることから誕生から注目を集めた。
厚生労働省は2001年1月10日から1月17日および、同年7月10日から7月17日までに生まれた子供を対象に、生活状況や親の就業時間などを追跡調査する「21世紀出生児縦断調査」を継続して行なっている[3]。調査により21世紀初頭に生まれた子供の生活や環境の実態を明らかにし、成長・変化を長期に渡り追うことで、少子化対策などの基礎資料として活用していくことを目的としている。なお、成年者の意識の変化や結婚、出産、就業などの実態を追跡調査する「21世紀成年者縦断調査」も並行して行われている[4]。
日本における新世紀ベビーの節目・学年
2001年1月1日〜4月1日生まれの場合、2000年4月2日〜12月31日生まれのミレニアムベビーと同学年(2000年度生まれ)となる。
新世紀ベビー一覧
- (2001年生まれの著名人)、(2001年生まれの日本の著名人)参照
フィクション作品
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 同作の登場人物のうち、碇シンジ、惣流・アスカ・ラングレー、鈴原トウジ、相田ケンスケらは西暦2001年生まれの新世紀ベビーである。一方、渚カヲルはセカンドインパクトの時に誕生したため、前年の西暦2000年生まれとなっている。なお、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』については劇中の年代等が明らかになっていないため、登場人物の生年は不明である。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 21世紀出生児縦断調査 (厚生労働省:厚生労働統計一覧より)
- 新世紀ベビーを産むタイミング(21世紀の歩き方大研究)