斎藤 博(さいとう ひろし、1951年8月17日 - 1994年4月24日)は日本の脚本家である。日活ロマンポルノの脚本を多数書いた。
概要
香川県出身[1]。東京都立大学附属高等学校卒業[1]。若松プロダクションで助監督を務めた後、1973年からフリーとなる[1]。1980年代の日活ロマンポルノを支えた脚本家。その後、一般映画の脚本に進出したが、1994年にくも膜下出血のため42歳で死去した[1]。
代表作に『セーラー服 百合族』、『(高校教師・成熟)』、『(不純な関係)』等がある。斎藤が脚本担当したTV版『桃尻娘』は、劇中に数々の洋楽のヒット曲(ビートルズ、カーペンターズ、エルトン・ジョン、ビーチボーイズ、スリー・ドッグ・ナイト等)が使われており、著作権管理が数社にまたがり、また高騰化しているのでDVD化は実現されていない。
主な脚本作品
一般作品
- 『(乳房)』(1993年) 脚本 (監督:根岸吉太郎)
- 『ザ・中学教師』(1992年) 脚本 (監督:平山秀幸)
- 『(さわこの恋 上手な嘘の恋愛講座)』(1990年) 脚本 (監督:廣木隆一)
- 『Aサインデイズ』(1989年) 脚本 (監督:崔洋一)
- 『猫のように』(1988年) 脚本 (監督:中原俊)
- 『Let's豪徳寺!』(1987年) 脚本 (監督:前田陽一)
- 『愛しのハーフ・ムーン』(1987年) 脚本 (監督:滝田洋二郎)
- 『本場ぢょしこうマニュアル 初恋微熱篇』(1987年) 脚本 (監督:中田新一)
- 『ボクの女に手を出すな』(1986年) 脚本 (監督:中原俊)
- 『(帰って来た桃尻娘)』(1986年) TV版脚本 (監督:中原俊)
- 『桃尻娘』(1986年) TV版脚本 (監督:中原俊)