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概要
岡谷鋼機の創業家である岡谷家の邸宅だったが、長らく空き家となっていた。1920年(大正9年)に建てられた書院や茶室・土蔵を改修するとともに、母屋跡にホールを新築して2007年(平成19年)4月に『文化のみち百花百草』として開館。名称はかつて岡谷家が所有し徳川美術館に寄贈された田中訥言の「百花百草図屏風」に因む。
「文化のみち」を散策する際に休憩する場所などがあまり無いことから、名古屋市が岡谷家にこの建物の利用について依頼、岡谷家が快諾したという話がある。なお、他の「文化のみち」を掲げる建物は名古屋市が取得しているが、百花百草は現在も岡谷家が所有した上で公開されている。
建物
書院・茶室
茶庭を併設した和館。門から入った右手に位置する。内部非公開。
ホール
かつての母屋跡に建てられた。セルフサービスでお茶やコーヒーを飲みながら庭園の花を楽しめる。また時間によってはグランドピアノの生演奏も行なわれる。
土蔵
庭園の東側にある土蔵はギャラリーになっており、普段は「百花百草図屏風」の解説がされている。
庭園
ホールに面して整備された庭園で、花は季節毎に植え替えられる。また「百花百草図屏風」に描かれた約90種の草花の内、約70種も植えられている。
施設利用
- 開館時間
- 水曜〜土曜:10:00〜16:00
- 入場料
- 大人:500円
- 小中学生:200円
- 小学生未満:無料
- 休館日
- 日曜〜火曜・年末年始
- 貸切利用も可能
所在地
- 愛知県名古屋市東区白壁4丁目91番地