数値予報天気図(すうちよほうてんきず)とは、大気の状態変化を物理学の方程式を用いて、風や気温などの時間変化をコンピュータで数値的に計算し将来の状態を予測する数値予報の計算結果をそのまま図示化した天気図である。
コンピュータの自動生成による画像化であるため、実際に発表する天気予報や予想天気図等と異なる内容が含まれる場合がある。
日本の場合、250hPa・300hPa・400hPa・500hPa等高層の高度・気温・風予想図、850hPa気温・風と700hPa(上昇流)/700hPa湿数と500hPa気温予想図、地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図、850hPa相当温位・風予想図等々を発表している。
テレビの天気予報で日本上空の寒気の流入を説明する際、「極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図」(FXFE5782等)の気温予想部分を取り出していることが多い。
外部リンク
- 気象庁 数値予報天気図